ヴォイジンが初のポールポジション獲得。セッション終盤は”スリップストリーム合戦”に|FIA F3スパ予選
ベルギーのスパ・フランコルシャンを舞台にFIA F3の第9戦が開幕。初日の予選ではカラム・ヴォイジン(ローディン)が最速タイムをマークした。 【リザルト】FIA F3 2024 スパ予選 F3の予選は30分間の計時方式。この前に行なわれたフリー走行は雨混じりのセッションとなったが、予選でドライバーたちは終始ドライコンディションでタイムを刻むことができた。 セッション序盤はローレンス・ファン・ホーペン(ARTグランプリ)が2分05秒507で暫定トップに。チームメイトのクリスチャン・マンセルが2番手で続いた。 セッション後半には各車が軒並みタイムを改善。ここでヴォイジンが2分04秒321をマークして暫定トップに浮上した。 最終アタックに向けては各車がスリップストリームのアドバンテージを得ようと、トラックポジションを奪い合ったが、大きくタイムを改善できるドライバーは現れなかった。 結局、ヴォイジンが予選最速。日曜日のフィーチャーレースをポールポジションからスタートすることとなった。ヴォイジンとしてはF3で初のポールポジション獲得だ。 土曜日に行なわれる周回数の少ないスプリントレースは上位12名がリバースグリッドとなるため、予選12番手のディノ・ベガノビッチ(プレマ)が先頭からスタートする。
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