石川遼はダボ・ボギーからの中断に「ラッキーと思いたい」 暫定19位でストップ
◇国内男子◇フジサンケイクラシック 初日(29日)◇富士桜CC(山梨)◇7424yd(パー70)◇雨(観衆574人) 【画像】13歳アマ須藤弥勒はデビュー2連戦目 2009年、10年と大会2勝の石川遼は2ホールを残してホールアウトできず、3バーディ、1ボギー1ダブルボギーでイーブンパー暫定19位となった。 14番(パー5)までボギー無しの3バーディを奪ってスコアを伸ばしたが、15番でティショットを右に曲げて木の根元につくピンチ。両足を木の根元に置いてフェアウェイに出したが、「3打目も280~290ydぐらい残っていた」。3Wでグリーンを狙ったものの、再びラフにつかまり4オン2パットのダブルボギーを叩いた。 16番(パー3)も、グリーン右サイドのバンカーに外して2オン2パットのボギー。バンカーショットは2m弱に乗せたが、パーパットがカップに蹴られて入らなかった。 2ホール連続でスコアを落としたところで、霧のため中断のサイレンが鳴った。コースに引き上げたが、午後4時30分に降雨によるコースコンディション不良のため中断が決定。「この雨で止まって、ラッキーだったと思いたいですね」とあすは午前6時45分に17番からスタートする。 今夜からあすの夜にかけて、一日雨が予想されている。「長丁場になると思う。タフなときだからこそ、得られるものも沢山ある」。台風10号の影響で競技短縮になる可能性もゼロではない。短縮になれば、同じく台風の影響で36ホール決戦となった2011年大会(諸藤将次が優勝)以来。「トータルでみれば悪くない位置にいるので、切り替えられるかどうかというところ」と、あすはできるところまで伸ばしたい。(山梨県河口湖町/谷口愛純)