【速報】「この裁判に望むことは1つです。検察が誤った原因は何であるのか」 プレサンス元社長が国に損害賠償を求めた裁判に取り調べ担当検察官らが出廷
■「村木事件と同じ構造だ」
(山岸忍元社長) 「この裁判に望むことは1つです。検察が誤った原因は何であるのか。公平で公正な判断をしていただきたいと。これに尽きます」 さらに山岸さんは 「多くの方から『約10年前に大阪地検特捜部が起こした村木事件と同じ構造だ』と指摘をいただいた。ミスに向き合って改善しなかったことで生じた同じ過ちではないでしょうか」 と主張しています。 最高検は証拠改ざん事件(いわゆる村木事件)後の2011年、検察改革の一環で、特捜部の独自捜査をチェックする総括審査検察官を導入しました。山岸さん側は、今回の事件の総括審査検察官を明らかにするよう国側に求めていますが、これまでに明らかにされていません。 山岸さん側は、候補と考えられる検事ら6人と、当時の特捜部長ら、あわせて8人を新たに証人請求しています。
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