【速報】実の母親をプラスチック製の盆で殴るなどして死亡させたか 女性の息子で弁護士の男を逮捕
先月、大阪府東大阪市の住宅で94歳の女性が心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡しました。顔や手足には複数のあざなどがあり、警察は事件と事故の両面で調べていましたが、大阪府警は10日、女性の息子で弁護士の男を傷害致死の疑いで逮捕しました。 傷害致死の疑いで逮捕されたのは、死亡した女性の息子で弁護士の高田豊暢容疑者(58)です。高田容疑者は先月、自宅で母親である高田悦子さん(94)の顔面を、直径20センチほどのプラスチック製の盆で殴ったり、頭突きしたりするなどの暴行を加え、その後死亡させた疑いがもたれています。 司法解剖の結果、悦子さんの死因は外傷性くも膜下出血や脳挫傷による「多発外傷」でした。 警察によりますと高田容疑者は「介護サービスを受けてほしいと何度も説明したが話が嚙み合わず口論になった」と話していて、警察の調べに対し「私以外の家族や第三者が暴力を振るうことはない。暴力を振るったのは私しかいません」と容疑を認めています。 悦子さんの全身には新しいものに交じって古い打撃痕が見つかっていることから、警察は高田容疑者が日常的に暴行を加えていた可能性もあるとみて捜査しています。