松原のゴルフ練習場で見つかった不審物

　大阪府松原市のゴルフ練習場で不審物が爆発したと通報があった事件で、不審物とされたバケツの中身は「ガソリン」だったことがわかりました。 　6日午後1時すぎ、大阪府松原市のゴルフ練習場で、従業員から「ポリバケツが爆発した」と警察に通報がありました。消防がかけつけると男性従業員（41）の左腕が赤くなっていたということです。 　男性従業員は当時、練習場の事務所前に置かれていたバケツを軽トラックで運ぼうとしたところ「熱風が出た」と話していました。 　その後、大阪府警はバケツの中身の鑑定を進めていましたが10日、バケツの中に入っていた液体は「ガソリン」との鑑定結果を発表しました。

バケツの側面には社長宛の紙

　不審なバケツは高さ約70センチメートル、直径約60センチメートルで直径約60センチメートルで、側面には液体が入ったペットボトルや四角い物体が黒いテープで貼り付けられていました。 　また、バケツには「よろしければお使いください」などと書かれた社長宛の紙が貼られていて、警察はゴルフ場を運営する社長への嫌がらせ目的だった可能性も視野に調べを進めています。