試合中、突如倒れたカーター 島田慎二チェアマン「容態は安定」検査入院も無事回復 試合の扱いは「専門家と協議」
プロバスケットボール男子「りそなBリーグ」の島田慎二チェアマンが6日、都内で取材に応じた。 5日に行われた滋賀VS三遠で、滋賀のハビエル・カーターが試合中に倒れて試合が中断し、中止となったことについて、「両クラブ、素早く対応していただいたおかげで命に別条がない状況まで対処できたことは素晴らしい。そしてカーター選手の無事にほっとしている」とコメントした。カーターの今の状態については「一旦、容態は安定してて、検査入院し、命に別条のある状態ではないと聞いている」と説明した。 この試合の扱いについては「規約上、該当したことがないケース」とし、専門家との協議の後、判断するという。 5日に開催された滋賀VS三遠戦では、滋賀リードの第3クオーター(Q)残り1分12秒、ふらついたカーターが突如、コートに倒れた。両チームの選手は一斉にスタッフや関係者を呼び寄せ、会場は騒然となった。カーターは起き上がることができず、その後担架で会場の外へと運ばれ、病院へ緊急搬送。会場を後にするころには無事、意識が戻り、カーターが話す姿も確認されていた。
報知新聞社