40代の美容家が30代にすすめたい『今使っておくべきスキンケアアイテム』|CLASSY.
習慣に落とし込めたものだけが自分の容姿を作っていく。大どんでん返しはありません
真理子:30代はホルモンバランスも生活スタイルも、メンタルもゆれる時期で、ずっとゆらゆらしている感じ。 George:仕事も私生活も必死で「まわりに遅れないようにしなきゃ」という気持ちもあるし、一日の中だけでも浮き沈みが激しいというか…! 真理子:私も30代の頃はとにかくもがいていて、何かと極端に偏るんですよ。美容なら過度にダイエットしたり、美容医療に沼ったり。でもね、大どんでん返しはなくて、結局習慣として落とし込めたものだけが、自分の容姿を作っていくんだと気づいて。 George:「理想があるなら習慣化せよ」というのは、本当に納得! 真理子:理想に向かって長期と短期プランの両方を楽しめたらいいよね。たとえば美容医療は短期のエンタメとして楽しみながら、長期的には日々のスキンケアをコツコツと。両方楽しめると、30代ってすごく充実するはず! George:30代は老けて見えるか若々しく見えるか、どちらかに分かれる絶妙な年代。声を大にして言いたいのは、ちゃんとスキンケアをしている人が、人生の後半伸びる(笑)! この連載でたくさん読者さんをメイクさせてもらいましたが、肌が乾燥している人が多い。聞いてみると、「ベタつくから、クリームを塗ってない」って。 真理子:嘘でしょ、みんな塗って! いつも徹底的に紫外線対策しているのに、先日旅行で手先だけ日焼けしてしまって…! 焼けた所だけシワッと乾燥して、こうして老けていくんだなと。 George:メイクで言うと、自分に何が似合うかわからないと迷う読者さんが多い! でも迷うこと自体は決して悪くなくて。いろいろなコスメやメイク方法をとことん試したうえで、自分の“好き”を見つけていくことが大事だと思う。みんながよく言うブルベイエベ論にも正直私はとらわれたくない派! キャリア・結婚…と平均値を求められがちな30代から、40代は個性が求められるようになるので、自ら制限を設けずに自由に楽しんでほしい。 真理子:そうよ、人の目なんて気にしてる暇はない。30代でコツコツとケアを積み重ねて、心はゆらいでも肌はゆらがせないぞという心意気で。好きなようにとんがって輝きましょう!