オリックス快勝 育成上がり3年目・大里昂生の“プロ初3塁打&猛打賞&盗塁” 中嶋監督も喜び爆発
◇プロ野球パ・リーグ オリックス5-1ロッテ(14日、ZOZOマリン) このカード3連戦、ロッテに2試合連続完封負けで連敗を喫していたオリックス。この3戦目は、投打が機能し快勝となりました。 7月13日の試合終了時点のパ・リーグ順位表 1点を追いかける3回、2アウト1塁の場面で1番大里昂生選手。2021年に東北福祉大から育成ドラフト3位で入団した3年目、今月に今季初の1軍昇格を果たすと、6日の日本ハム戦ではプロ初スタメンでプロ初ヒット。オリックス期待の若手として台頭してきています。 ロッテ先発・田中晴也投手の2球目ストレートをはじき返すと、ライト線への長打コース。一気に1塁ランナーがホームに生還、プロ初の3塁打は同点の一打、ベンチで中嶋聡監督は手を強くたたきながら大喜び。大里選手もガッツポーズでベンチに応えました。
ここから流れはオリックスへ。4回には4番西川龍馬選手の4号2ランホームランで勝ち越し、5回と7回には2番太田椋選手のタイムリー2塁打でロッテを突き放しました。 先発の高卒2年目・齋藤響介投手は5回1失点で2勝目。また大里選手は9回の第5打席目にセンター前ヒットを放ち、プロ初の猛打賞。さらに2盗を成功させ、プロ初盗塁も記録しています。オリックスは7月は6勝2敗の好調。勝率5割復帰まであと1勝としました。