ドジャースがソトと面談 地元局記者伝える「市場低迷すれば、ド軍は1~2年契約」 選手側は大谷級1000億円契約希望か
大谷翔平、山本由伸両選手が所属するドジャースが19日(日本時間20日)、ロサンゼルス郊外のオレンジ郡でヤンキースからFAになったフアン・ソト外野手と面談した、と地元局KTLAのデビッド・ピンガロル記者が自身のXで伝えた。 同記者は「フアン・ソトが本日、オレンジ郡でアンドリュー・フリードマン(編成本部長)とブランドン・ゴームズ(GM)で会ったことを情報筋から確認した」と記述。さらに情報筋の話として「彼は6億ドル規模の長期契約を求めているが、FA市場が低迷すれば、ドジャースの関心は1~2年契約にとどまるだろう」とつづり、状況次第では大谷、山本、ベッツ、フリーマン、スミスの5選手と大型契約を結んでいる球団が今オフ最大の目玉選手に短期契約を提示する可能性を伝えた。 ドミニカ共和国出身のソトは18年に19歳の若さでナショナルズからメジャーデビュー。2年目の19年には34本塁打、110打点をマークするなど、打線の中軸として球団初のワールドチャンピオンに貢献し、3年目の20年には首位打者を獲得した。7年目の今季は打率・288、自己最多の41本塁打、109打点、OPS・989を記録し、同僚のジャッジとともにMVPファイナリスト入りを果たしている。通算成績は936試合、打率・285、201本塁打、592打点、OPS・953。球宴4回、シルバースラッガー賞5回。 今季年俸3100万ドル(約47億7000万円)だったソトはヤンキースから提示された単年2105万ドル(約32億4000万円)のクオリファイングオファーを拒否。昨オフに大谷がドジャースと合意した10年7億ドル(当時の為替レートで約1015億円)に匹敵する超大型契約を望んでいると言われている。複数球団が獲得に興味を示しており、すでにブルージェイズとレッドソックスと面談を終えたと報じられており、今後はニューヨークを拠点とするヤンキースとメッツ、フィリーズなどと交渉するとみられる。