【J1第35節結果まとめ】サンフレッチェ広島が敗北で2位転落。3位町田ゼルビアはサガン鳥栖に敗戦で5試合未勝利に…
2位広島、3位町田が黒星
明治安田生命J1リーグ35節が3日に各地で行われた。2日にヴィッセル神戸が勝利したことで、広島は暫定2位でホームに京都サンガF.Cを迎えた。一方で、直近4試合勝ちなしの3位町田ゼルビアは、J2降格が決まっているサガン鳥栖の駅前不動産スタジアムに乗り込んだ。 【最新順位表】2024明治安田Jリーグ J1・J2・J3全60クラブ 今節は先に試合が行われた神戸がジュビロ磐田を下し、暫定首位に浮上。前節時点で首位だった広島は、この一戦で引き分け以下に終われば首位陥落という大一番に臨んだ。しかし、8分にアクシデント発生。先発起用されたMF金子大毅が接触のないところで倒れ込んでしまい、MF福岡慎平と交代することになった。62分、右サイドを突破した京都DF福田心之助がマイナスのクロスを送ると、これにMF平戸太貴が反応する。平戸はダイレクトでゴール左上隅に突き刺し、貴重な先制点を奪った。広島の必死の反撃も及ばず、試合は1-0で京都が勝利している。 3位の町田はここまで4戦勝ちなしと苦しい状況。しかし、今節の相手はJ2降格が決まっているサガン鳥栖だった。勝利して首位との差を縮めたいところだったが、20分に鳥栖に先制を許してしまう。1点を返すも、84分にCKから鳥栖MF寺山翼がヘディングで押し込み、勝ち越しを許してしまった。試合は2-1で鳥栖が勝利している。 J2降格圏内に沈む19位北海道コンサドーレ札幌は、ホームに8位セレッソ大阪を迎えた。J1残留に向けて勝点3が必須の札幌は、9分に幸先よく先制。しかし、試合終了間際に、C大阪に痛恨の同点弾を決められてしまう。試合は1-1のままタイムアップを迎え、札幌は残留に向けて痛恨のドローに終わった。 前節優勝争いを演じる広島を破り勢いに乗っている湘南ベルマーレは、FC東京のホーム味の素スタジアムに乗り込んだ。試合開始からFC東京を圧倒すると、43分、FW鈴木章斗が見事なコントロールシュートを決めて先制に成功する。さらに49分にも追加点を決めて、湘南が2-0で勝利。降格圏から9ポイント離れる4連勝を果たしている。 1日に、長谷部茂利監督の今季限り退任を発表したアビスパ福岡は、降格圏が背後に迫っている柏レイソルをホームに迎えた。退任の決まった長谷部監督を良い形で送り出したい福岡は、40分にFW金森健志のゴールで先制。49分に柏MFマテウス・サヴィオのゴールで追いつかれてしまうも、後半アディショナルタイムにFW岩崎悠人の劇的勝ち越し弾が決まり、2-1で福岡が勝利している。 【結果】 サンフレッチェ広島 0-1 京都サンガF.C サガン鳥栖 2-1 町田ゼルビア 北海道コンサドーレ札幌 1-1 セレッソ大阪 FC東京 0-2 湘南ベルマーレ アビスパ福岡 2-1 柏レイソル
フットボールチャンネル編集部