映画館の存続に3710人分の署名 長野駅前再開発計画で陳情書提出【長野市】
長野駅前で計画されている大規模な再開発を巡り、市民有志が、長野市長に映画館の存続を求めました。 長野市の荻原市長を訪れたのは、「長野駅前に映画館の存続を望む会」の大沢修治(代表など3人です。映画館の存続に賛同する3710人分の署名と陳情書を手渡しました。 ■長野市・荻原健司市長 「地権者の皆さん、大沢さんをはじめ皆さんと懇談の機会を作れればと考えております。 我々としても出来る限りの調整はしていきたい」 大規模再開発のエリアは、長野駅・善光寺口の前に広がる飲食店などが立ち並ぶおよそ0.6ヘクタール。 にぎわいの創出と防災性の向上を目指し、2029年度には飲食店や企業、住居などが入る複合施設が開業する計画です。 この一角にある映画館「千石劇場」では、18日まで存続を求める署名活動を行ってきました。 ■「長野駅前に映画館の存続を望む会」代表・大沢修治さん 「壁があるように感じる。どうしても地権者さんとテナントさんと、意思疎通というか連携がとれるよう、行政を交えて取り組んでいただきたい」