「加トちゃんが若返ってる」妻・綾菜が命を守る!医者も納得、加藤茶 “真夏の健康法”
Doctor's comment
「高齢者は体温調節機能が低下しているため、エアコンの室温調整は注意が必要です。24℃は少し低すぎるかもしれませんね。28℃程度に設定し、同時に扇風機を使うなどの工夫をおすすめします。室温と外気温の差は5℃以内が理想です。 温活は体温を上げて身体の新陳代謝を促す効果が期待できます。朝に白湯を飲むのは身体を温め血行促進効果がありますし、寝る前と寝ているときの足元温めも血行促進と疲労回復効果があり、良い習慣です」(舛森先生) 加藤家の夏の温活 ●朝起きたら白湯 ●朝ごはんはおかゆ ●飲み物は常温 ●入浴が面倒なら足湯 ●寝るときは足元は温かく
加トちゃん健康法(2)「夏はとにかく食べたいものを優先する」
減塩も夏の間は緩めて食欲優先 綾菜さんは“減塩の達人”。 「加トちゃんが75歳になったくらいのとき、人間ドックで、腎機能が低下していることがわかって、減塩するようにという指示が出たんです。目安は1日6gで、これを守るために塩分計を用意して、減塩食を作りました。でも“おいしくない”って……」 ラーメンを食べるときに減塩計で塩分を調べ、汁を飲むのにお湯を入れ……、すると、茶さんの食欲は落ちていった。 「ごはんがおいしくないのですごくやせてしまって……。私は塩分を減らすことばっかり考えていましたから。それでおいしい減塩食の作り方を習いにいったんです。今では減塩に慣れて、外食だとしょっぱすぎると言ったりします」 綾菜さんの努力のかいあって、時間をかけて、減塩食に慣れていった茶さん。ただ、夏は汗をかくので、塩分補給も必要だといわれるが、どうしているのだろう。 「あまり動かないし汗をかくことがないから、あえてとる必要はないんです。ただ、食が落ちているので、スイカに良質な塩を振ったりして、食べてもらうことを優先しています。ミネラル補給にもなりますしね」 80歳を超えたあたりから、少し食欲が落ちてきて、夏になってからは一日1食の日もあるそうだ。 茶さんは仕事のない日は、午前7時就寝、午後12時起床、13時ごろに朝食、ほぼ一日中、夜中もテレビや映画を見て過ごすという。動かないから、お腹もすかないのだろうと綾菜さんは心配する。 「テレビを見ながらでも食べやすいように、小さめに握ったおにぎりや、カステラ、フルーツ、アイスクリームなどを常時用意しています。夏やせしないように、が夏のミッションかな」