シェフラーのパター変更など 2024年PGAツアーギア10大ニュース
8. ウェズリー・ブライアンが2本の4番アイアンを使用
PGAツアーで優勝経験があり、YouTuberでもあるウェズリー・ブライアンは5月「ザ・CJカップ バイロン・ネルソン」で、異なる2本の4番アイアン(タイトリストT200とタコモ101 U)を含む複合アイアンセットを使った。 ブライアンによると、タコモCBの6番の飛距離は195~200yd、中空ボディのタコモ101 Uドライビングアイアンは約220yd、タイトリストT200の4番は約235yd。タコモ101 Uの4番はロフトが2度ウィークにセットされており、実際は5番の役割を果たすのだが、刻印は4番のままだった。
9. タイトリストが2025年モデルの新プロV1シリーズをリリース
タイトリストは2000年10月の「シュライナーズチルドレンズオープン(当時インベンシスクラシックatラスベガス)」で、新機軸のボール「プロV1」をリリースした。同週に47人が、後に革命をもたらすボールを使い、ビリー・アンドレードは同ボールを使用した初のPGAツアー優勝者になった。 同社は10月「シュライナーズチルドレンズオープン」で革新的なボールの25周年を祝福し、2025年モデルのプロV1および「プロV1x」のシーディングと検証プロセスを開始。ニコ・エチャバリア(コロンビア)、マーベリック・マクネリ、ラント・グリフィンが早くも新モデルで勝利を飾った。
10. タイトリストGTドライバーが出だしから快調
タイトリストの「GT2」、「GT3」、「GT4」ドライバーが公になったのは6月「メモリアルトーナメント」で、7月「ジェネシス スコットランドオープン」では、115人以上がGTドライバーを使用した。シーズン半ばに発表されたドライバーとしては、かなりレアケースだ。 「メモリアル―」でGTに乗り換えた13人の1人、ウィル・ザラトリスはGT2について、以下のように語った。 「僕らが(タイトリストに)できる限り早く届けて欲しいと懇願したモデル。初めてテストしたのは、2023年12月初旬だったんじゃないかな。かなりイケている点は、挿すだけで使える、みたいなところ。全く同じシャフト、セッティングで試したら即、ボール初速が1.5マイルもアップした。キャリーが6.5~7yd伸びるのと同じだよ。前のモデルのTSRと比較してミスヒットに優しい。ツアーで4、5ydの違いは、フェアウェイからバーディを狙える位置につけるのと、フェアウェイを外し、レイアップして厳しいやり方でパーを拾うほどの差になり得るから」 有力選手では、マックス・ホマ(GT3)、トム・キム(GT3)、キャメロン・ヤング(GT2)、ジャスティン・トーマス(GT2)、アン・ビョンフン(GT4)、ビリー・ホーシェル(GT3)、ウェブ・シンプソン(GT3)、ブラント・スネデカー(GT2)、デニー・マッカーシー(GT2)、ギャリック・ヒーゴ(GT4)、J.T.ポストン(GT3)、パトリック・カントレー(GT2)、アダム・スコット(GT2)らが使用者リストに名を連ねている。 (協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)