渋野日向子や笹生優花の"先輩プロ"が続々引退! LPGAの表舞台から去る人気選手をまとめた
まだ20代(29歳)のレキシー・トンプソンが今季限りの現役引退を表明したときは世界に衝撃が走った。LPGAでメジャー優勝やツアーを盛り上げた名選手たちの"引退"をまとめた。 女子プロたちのドレス姿
2007年12歳で全米女子オープン予選通過を果たして世間を賑わして以来、レキシーはゴルフ界の顔だった。男子に引けを取らない飛距離と端正なルックス。12年のツアーデビュー以来、メジャーを含む通算11勝を挙げて人気と実力を兼ね備えたが「ゴルフ以外で人生に何があるかを見てみたい」と、24年をもって現役を後にした。 引退試合となったCMEグループツアー選手権では彼女の引退を惜しむファンの絶叫がコースにこだました。24年は彼女以外にも一世を風靡したLPGAツアープレーヤーたちが表舞台を去る。 メジャー2勝、ツアー通算8勝のブリタニー・リンシコムも今季限りで引退。最後の試合となったアニカ ドリブンbyゲインブリッジ at ペリカンでは、夫と2人の子供が見守るなか父がキャディを務め有終の美。 「最後の試合で日曜日までプレーできるのは言葉にできないほど素晴らしい感覚です。きっと恋しくなるけれど、これからは専業主婦として学校でボランティアをするのが楽しみです」 メジャー最長連続出場記録98を誇るアンジェラ・スタンフォードも現役を去る。ソルハイムカップで3度副キャプテンを務めた彼女が、今後キャプテンとして米チームを率いる可能性は高い。 ユ・ソヨンは最終戦を待たず17年に優勝したシェブロン選手権(当時はANAインスピレーション)を最後に表舞台を去った。同年2勝を挙げ世界ランク1位に輝いていた彼女は「好きなことを職業にできて幸せでした」とSNSに投稿した。 その他ソルハイムカップに3度選ばれたアリー・ユーイング、ラテンアメリカ出身者として初めて全米女子アマ選手権に優勝しツアーに転身したマリアホ・ユリベも引退組。 全英女子オープンを含むツアー7勝を挙げたキム・インキョンは、セントアンドリュースで開催された全英女子オープンを最後に競技の舞台を去った。 ※週刊ゴルフダイジェスト2025年1月7日&14日号「バック9」より
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