「いろんなことを書かれたりもあったけど...」名古屋復帰で即ゴールの相馬勇紀、豊スタでのプレーに感無量「応援されているのを感じた」
「進化したと自分でも思っているので、結果として還元しようと」
名古屋グランパスは7月14日、J1第23節で柏レイソルとホームで対戦。2-1で逆転勝ちを収め、連敗を4でストップした。 【動画】名古屋を救うために帰ってきた相馬勇紀が値千金の同点弾! 開始7分に先制を許す展開。1点ビハインドで迎えた後半、54分と56分に得点して逆転。最後までリードを守り切った。 チームに勢いをもたらす同点ゴールを決めたのは、3日前にポルトガルのカーザ・ピアからのレンタルバックが発表され、この柏戦にさっそく先発した相馬勇紀だ。山中亮輔の右CKにファーで反応し、ヘッドで叩き込んだ。 試合後のフラッシュインタビューで、相馬は「復帰の知らせが出た時に、柏戦で絶対に勝つと言っていたので、それをしっかり達成できて良かったです」と安堵する。 Jリーグでは617日ぶりのゴール。相馬は「ポルトガルに行って、ゴール前の動き出しのところで点を取れるようになって、自信がついていた。入るタイミングが良かったし、ヤマ君のボールと、フリックした選手は忘れちゃったんですけど、全員が良い絡みが出たゴールかなと思います」と振り返る。 十分な準備期間はなかったかもしれないが、「代表が終わってから少し休んでいたので、コンディションを上げていくっていうところと、進化したと自分でも思っているので、結果として還元しようと思っていた」。 名古屋にはどんな想いで戻ってきたのか。そう問われると、「うーん、そうですね、まあ、あの...」と少し言葉につまりながらも、次のように語った。 「高いレベルでやりたいとか、いろんな話があったり、いろんなことを書かれたりもあったんですけど、自分がポルトガルにいたチームは、観客が最初100人とかで、久しぶりにこうやって自分がサッカー選手で、応援されているのを感じてプレーできた」 この日の豊田スタジアムには3万1961人の観客が詰めかけた。相馬は「本当に嬉しかったです。たくさんのご声援ありがとうございます」と伝えると、大きな拍手が起こった。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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