スキー場は滑るだけじゃない、新しい楽しみ方が続々 急増するアジアからの「ノンスキーヤー」を引きつける仕掛け
外国人客でごった返す足湯
白馬村の白馬八方尾根スキー場は今季、麓と北尾根高原(標高1200メートル)を結ぶ「北尾根クワッドリフト」の観光客利用を再開する。北安曇郡小谷村のつがいけマウンテンリゾートは、山麓エリアの足湯周辺に飲食店が並ぶ「つがいけ横丁」の店舗数を増やす。昨季、足湯は外国人客でごった返し、十分に食事を提供できなかったためだ。
非圧雪コースを新設
下高井郡山ノ内町の志賀高原にある焼額山スキー場は、新たに非圧雪コースを設ける。リフト跡を活用した長さ893メートルのコースで、斜度は最大31度。電動滑走車「e―SNOW BIKE」も導入する。ホテルの予約は、今季もオーストラリア人を中心に訪日客が順調という。
今季の営業始まるスキー場
7日時点で今季の営業を開始した長野県内のスキー場は白馬エリアで4カ所、志賀高原で5カ所。同郡野沢温泉村の野沢温泉スキー場は11月30日に開場した。