東海大相模の選手権第1号ゴールは主将MF長井隆之介!! “キャラじゃない”ヘディング弾に「自分でもちょっと驚いた」
[12.31 選手権2回戦 東海大相模高 2-1 草津東高 U等々力] 東海大相模高(神奈川)の全国高校サッカー選手権第1号ゴールは、主将のMF長井隆之介(3年)が決めた。 【写真】福田師王が大胆イメチェン「ライオンじゃん」「圧倒的金ピカ」 選手権初出場の東海大相模は初戦となった2回戦で草津東高(滋賀)と対戦。前半17分にセットプレーで失点し、追いかける展開となった。「そこでどれだけ落ち着けるかが鍵になった」と長井。慌てずに戦うと、同37分に長井がDF佐藤碧(3年)のクロスを頭で合わせて追いついた。「ヘディングはそんなに強いキャラじゃないんで自分でもちょっと驚いたんですけど、良い感じに枠にいった」とはにかみ気味に喜ぶとともに、高精度クロスを上げた佐藤への感謝を口にしていた。 長井は初出場校のキャプテンとして初戦を迎えるにあたり「楽しみしかなかった」という。チームは後半アディショナルタイムのラストプレーで得点して逆転勝利を収めたが、“ホーム”等々力に7756人の観衆が集まったことも力になった様子。「多くの人が入るとやっぱりやる気も出ますし、応援してくれていることに感謝しかない」と選手権の初戦を振り返った。 ただ長井は「楽しむのは今日だけにして、ここを出たら明後日の試合に矢印を」と襟を正す。持ち味のパスサッカーを存分に発揮するには至らず、「ちょっとロングボールが多くなってしまった」と修正点も見つかった。高校総体(インターハイ)で阻まれてきた3回戦の壁を越えるべく、初戦の経験を踏まえて次戦に向かっていく。