【NFL】NFLオーナー陣の承認を受けてトム・ブレイディがレイダースの少数株主に
現地15日(火)、7度のスーパーボウル優勝を誇る元クオーターバック(QB)トム・ブレイディが、ラスベガス・レイダースの少数株主としてNFLオーナー陣から承認されたと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。ブレイディとそのパートナーはレイダースの株式の10%を保有し、そのうち5%をブレイディが個人で所有することになる。
NFLコミッショナーのロジャー・グッデルは、火曜日にアトランタで開かれた秋季リーグミーティングで次のように語った。
「トム・ブレイディがNFLに投資したいという意志を示してくれたことは素晴らしいことだ。彼はこのゲームを深く愛し、その未来を信じている。今回の件はその証とも言えるだろう」
ブレイディ自身も声明を発表し、承認に対する感謝の意とフランチャイズへの貢献に対する強い意欲を示した。
「ラスベガス・レイダースのオーナーとして全会一致で承認されたことに、感謝の気持ちでいっぱいで、とても興奮している。NFLキャリアを通じて、フットボールの本質はチームワーク、忍耐力、そしてたゆまぬ向上心であることを学んだ。レイダースのフランチャイズとラスベガスという都市は、これらの価値を体現しており、その物語の一部となれることを光栄に思っている」
「ベイエリアで育った私にとって、フットボールは常に生活の一部だった。フットボール人生がめぐりめぐって原点に戻ってきたように感じている。このスポーツを愛ているし、チームメイト、コーチ、そしてこれまで所属してきたすべてのチームのファンが大好きだ。スポーツは他の何ものにも代えがたい絆を生み出す。フィールドで育った私にとって、今後も世界最高のリーグに関わり続けられることに心から感謝している」
「マーク・デイビスにファミリーの一員として私を迎え入れてくれたことに感謝し、彼が組織を築き上げるために尽力してきたことにも敬意を表す。また、グッデルコミッショナーの支援と、私の夢を支持してくれたすべてのNFLオーナーにも感謝の気持ちを伝えたい。そして、パートナーのトム・ワグナー、ドン・イー、ジム・グレイ、アレックス・スピロ、ラリー・デルソンにも感謝している。彼らがいなければこの素晴らしいマイルストーンを達成することはできなかった」