MLB公式サイトが広島・鈴木誠也の今オフポスティングによるメジャー挑戦を報道…レンジャーズなど争奪戦必至の高評価
「多くの強打者と違い、鈴木はパワーだけを売り物とせずにこの成績を残してきた。2018年以降、彼は打席数に対して三振率は四球率の16%とほぼ同じでわずか16.4%だった」という数字もピックアップし「力強い肩を持つ確かな守備力とメジャーの中軸を打てる十分なパワーを持ち毎試合出場できる右翼手としての評価を我々は得ている」と絶賛した。 さらに「Baseball Americaのマット・エディ氏は、鈴木のパワーを(20から80の基準で)70としており、私が話した少なくとも1人の専門家は彼が堅実な打率と高い出塁率で25本以上の本塁打を残すことができるかもしれないと考えている。鈴木は、日本プロ野球の右翼手で4度ゴールドグラブ賞を受賞しており、たとえMLBでゴールドグラブ賞クラスの選手ではないとしても平均かそれ以上の守備力があるとの予想がある」と記した。 その上で「海外のスター選手に対して大金をかけることにかなりのリスクがあることは確かで懐疑的な見方としてメジャーへの移籍では筒香嘉智と秋山翔吾の最近における悪戦苦闘が指摘されるかもしれない」と、期待に沿うことのできていない筒香と秋山の名前を出しマイナス要素を指摘した。 それでも同メディアは,「鈴木は筒香や秋山より若くてより多才。我々はFA市場の興味もそれに反映されると考えている」と、ポスティングが表明されれば鈴木の争奪戦が起きることを予想した。 記事は最後に「もし鈴木がメジャー球団との契約で合意に至らなければ、2022年シーズンにカープに戻るだろう。彼は来冬に2度目のポスティングをするかもしれず、2023年シーズン後には制限なしのFA選手としてメジャー移籍のチャンスを追うことができる」とも付け加えた。広島から正式にポスティングによるメジャー挑戦がアナウンスされれば鈴木がメジャーのストーブリーグをホットにしそうだ。