新銀行「青森みちのく銀行」窓口営業始まる 全国初の特例法適用
日テレNEWS NNN
全国で初めて特例法が適用された新しい銀行「青森みちのく銀行」の窓口の営業が始まりました。 青森みちのく銀行の本店で行われたセレモニーでは、テープカットが行われたほか、書道家が運営会社のプロクレアホールディングスの経営理念「挑戦」と「創造」の字をしたためました。 初日の6日は、本店のシャッターが上がると、窓口には営業開始から利用客が次々と訪れていました。 利用者 「(合併で)使いやすくなりました」 「大きな銀行二つが一つになったので、もっともっと活性化の意味で頑張ってもらいたい」 青森県の地方銀行2行が合併した青森みちのく銀行は、148店舗、従業員およそ2300人でスタートしました。同一地域の銀行再編を認める特例法が適用された初めてのケースで、貸出金シェアは7割を超えます。 青森みちのく銀行 石川啓太郎頭取 「1行になって責任は格段に重くなっていると思っています。地域の産業、経済の底上げにしっかり取り組んでまいりたい」 一方、旧みちのく銀行のATMでトラブルが発生し、入金がカードでは取り扱いできますが、通帳では中止しており、早期の復旧をめざしています。