「骨伝導が1000円台で買えちゃう!?」激安になってきた“ながら聴きイヤホン”を大人買い!気になる個性派3モデルを買って徹底比較検証してみた
2. もっともシンプル機能の「C2」
操作ボタンは右側骨伝導ユニットのひとつのみ。このボタンを数回押したり、長押しすることで電源オン/オフ、ボリュームのアップダウン、曲送り戻し、ワイヤレス通話を可能にしています。だから使い方をきちんと把握する必要はありますが、慣れてしまえば簡単に操作できます。でも、しばらく使っていないと忘れてしまうというのが欠点です。 操作ボタンはひとつ、音源はワイヤレスのみで省電力のBlueTooth5.3というシンプル機能だからなのか、待受は45時間と長時間使用が可能です。 充電端子はUSB-Cなので、スマホやPCなど多くの機器と共通なのもいいですし、なにより5Vによる急速充電で2時間フルチャージを可能としています。シンプルな見た目ながらノイズキャンセリング機能も備わり、フレームは形状機能合金を使用。いつでもぴったりフィットするので装着感はほぼゼロ。 今回購入した3機種の中で一番音漏れが少なかったのが、このC2でした。少ないというより、ほとんど皆無。耳を近づけても音は聞こえず、周囲の生活音の方が大きく感じます。 生活防水が備わっているので、普段使いにもっとも適しているのがC2でした。 C2 ・マイク:マイク内蔵 ・接続:bluetooth5.3 ・連続使用:10時間 ・待受:45時間 ・充電端子:USB-C ・重さ:28g ・購入価格:¥1,799
3. スイムも可能な「GenXenon」
音漏れに関しては3機種中で真ん中となってしまいますが、その音漏れ度合いを10段階評価し、もっとも音漏れのないC2を1、音漏れが大きかったIPX7を10とした場合、GenXenonは3。つまりかなり音漏れがない機種と思って相違ありません。 このGenXenonが特化しているのはワークアウト機能。32GBのメモリを内蔵しているので約4000曲ものMP3音源を本体に取り込むことができ、水中でも使用できるほどの防水機能を誇ります。BlueTooth5.3を装備しているので、ワイヤレス音源にも対応。スマホから10メートル離れていても着信通話が可能です。 さらに驚くべきは充電機能。防水機能を高めるためUSBなどの一般的な端子を用いず、本体はマグネットチャージ。わずか5分の充電で2時間の再生を可能とします。なお購入サイトにも、取扱説明書にも待受時間のスペックが見当たらないので、今後使って実感するしかなさそうです。 操作ボタンは右側骨伝導ユニットに3つあり、ボリュームアップとダウンや電源/通話に振り分けられ、ボタンを数回押したり長押しすることで、曲送り戻しやワイヤレス通話を可能にしています。わかりやすいボタンが3つあることで、一番直感的に使えるのがGenXenonでした。 GenXenon ・マイク:マイク内蔵 ・接続:bluetooth5.3 ・連続使用:6時間以上 ・待受:不明 ・充電端子:マグネット to USB-A ・重さ:32g ・購入価格:¥4,368
文/野上真一 撮影/ULALA(SIESTA PLANET)
MonoMaxWeb編集部
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