年末年始の急な出費も安心!キャッシングの仕組みと計画的な返済のコツ
継続する物価高の傾向や突発的な出費などによって、想定していた以上にお金が必要となる場合もあるかと思われます。年末年始という気忙(きぜわ)しい時期に、何かと急な出費が必要となるケースも多いでしょう。そのようなときに、便利に、また簡単にお金を借りることができるサービスがキャッシングです。 キャッシングを利用する際、そのサービス内容について正しく理解し、無理なく返済していれば何ら問題はありませんが、無計画で安易に利用することは極力避けるべきでしょう。 ▼定年退職時に、「1000万円」以上の貯蓄がある割合は日本でどれくらい?
キャッシングには大まかに分けて2種類のサービスがある
キャッシングとは、現金を借りるサービス全般の総称で、大まかには「クレジットカードのキャッシング枠」と「カードローン」の2種類に分かれます。 クレジットカードにはあらかじめ利用枠が設定されており、ショッピングの支払いで利用できる「ショッピング枠」と、お金を借りることができる「キャッシング枠」に分けられます。 ただし、それぞれ利用限度額(総利用枠)が設定されており、その金額を超えて利用することはできません。例えば、クレジットカードの利用限度額が50万円でキャッシング枠から10万円利用する場合、ショッピング枠で利用できるのは残り40万円となります。利用限度額は、再度審査のうえで増額することが可能な場合もあります。 カードローンとは、銀行、消費者金融、信販会社などの金融機関が個人向けに融資するサービスのことです。通常は借入専用のカードを利用するため、カードローンと呼ばれています。 ただし昨今では、多くのカードローン会社で物理的なカードを使用しない「カードレス」が普及しており、パソコンやスマートフォンなどで全ての手続きが完結できる場合もあります。 また、お金の使用目的が限定されないことや、スマホアプリや提携コンビニATMなどを利用した借入や返済ができること、24時間土日祝日も利用できることなども利便性の高さにつながっています。