「誠也をトレードしたくない」カブスGM明言…「少なくとも話し合いはするつもりだが」
カブスのホーキンスGMが10日(日本時間11日)、トレードの可能性が報じられている鈴木誠也外野手(30)について「誠也をトレードしたくない」と語った。地元紙シカゴ・トリビューンのモンテムロ記者が自身のXで報じた。 同GMは「しかし代理人が話しているように、すばらしい選手(=鈴木)に興味を持っている人たちはいる。だから、もしチームがそれ(トレード)を要求してきたら、少なくとも話し合いは持つつもりだが、あまり成果は出ないだろう」と続け、少なくとも提示をしてきた球団とのテーブルにつくとした。 米報道では、カブスは来季年俸2750万ドル(約42億円)のC・ベリンジャー外野手(29)が、鈴木より850万ドル(約13億円)高く、働きに見合っていないとし、放出すると決断。ベリンジャー放出が成立しない場合に、鈴木がトレードされるという。鈴木にはトレード拒否条項があるが、今季終盤のように引き続き指名打者で起用される構想で、なおかつ意中の球団からの場合には、トレードに応じる可能性があると代理人は明らかにしている。 ベリンジャーにはヤンキース、マリナーズ、アストロズ、Dバックスが関心を持っているという報道もある。
報知新聞社