大阪府・吉村知事が定例会見9月2日(全文4完)誰が総理でも是々非々でやっていく
長期の判断が難しい理由は
日刊工業新聞:長期の判断が難しい理由っていうのはありますか。 吉村:長期の判断というか、コロナがどうなるか分かりませんので、長期でいつまでに何%とかっていうのを行政のほうで強制的に目標を立ててくださいというところまでは、長期の判断が難しいというよりは、そこのテレワークの割合というのを行政でいつまでに何%強制でお願いしますということまでは現時点では考えてないということですから、できる企業においてはぜひ、どんどん推進してくださいと、そういう考え方です。 日刊工業新聞:分かりました。数値目標を押し付けるのがちょっと難しいというようなところで、できるだけ短期で70%っていうのも9月中旬までとしているというような理解でよろしいでしょうか。 吉村:ええ。できる範囲でお願いしますということです。 日刊工業新聞:分かりました。 司会:次のご質問をお願いします。ほかによろしいでしょうか。それではこれで終了させていただきます。ありがとうございました。 読売新聞:幹事社、読売新聞です。本日、政務のご質問はありますでしょうか。しばらくお待ちください。それではお願いします。
首相候補の菅氏にどう向き合うか
産経新聞:すいません、産経新聞の佐藤です。政務の質問に関しまして、自民党の総裁選で、今日、菅官房長官が夕方にも出馬を表明されるとの見方が、実際そういう流れになるかと思います。実際は、ご本人が記者会見される前で大変恐縮なんですけれども、大阪にとっても菅現官房長官、首相と共にIRや万博を一緒になって進めてこられたと思います。あらためて出馬会見されるというタイミングで、新しい首相候補の方としてどういうふうに向き合うか教えていただけますでしょうか。 吉村:まずこの間、安倍総理の下で8年近くにわたって、屋台骨として、ナンバー2としてこの長期政権を支えてこられたということは、やっぱりこの実行力という意味で非常に国をまとめて、霞が関をまとめて動かす力がある方だというふうに思っています。コロナ禍において、やはり屋台骨が揺らぐことはあってはいけませんし、今はやっぱり緊急事態ですので、そういった中で、そういった実行力がある現官房長官が安倍政権を引き継いで、コロナ対策であったり国家運営をされていくということは、僕は非常に適任な方だというふうに思っています。 この間、いろいろ万博もIRもそうですし、やはり官房長官といろいろ話もさせていただくこともありましたけれども、やると言ったことはやる、実行する。維新の政治もそういうところがあるんですけれども、できないことはやっぱりできないとはっきり言われます。僕らがお願いしてもね。やると言ったことは絶対やると。いいかげんなことは言わないと、そういう方だというふうに僕は思っています。だからそういった方が今後総理として僕はふさわしいんじゃないかというふうに思います。 やっぱり今の状況でふらふらされたら困りますから。非常にコロナの状況だし、外交面においてもやっぱり日本の果たした役割というのは非常に大きい、安倍総理が非常に大きい役割を果たしてこられたわけですし、そういった意味でも安倍政権のいろんな功績も含めてやってこられた、屋台骨の方がナンバー2の方が引き継ぐというのは僕は本当に適任だと思っています。