終盤のダブルボギーで失速 勝みなみは14位発進に「流れが止まっちゃった」
<ウォルマートNWアーカンソー選手権 初日◇27日◇ピナクルCC(米アーカンソー州)◇6438ヤード・パー71> 原英莉花が自分のパネルとニンマリ【写真】 出だしの1番をバーディとし、3番でもバーディ。好スタートを切った勝みなみは、その後もスコアを伸ばした。7番、8番では連続バーディ。15番でこの日5つめのバーディを奪取したが、続く16番で落とし穴が待っていた。 首位も見える位置で迎えたパー4。ここでOBを打ってしまいダブルボギー。18番をバーディとしたが、2打落とした1ホールが余計だった。「流れが止まっちゃった」と痛恨の一打は、心残りだ。 「前半、パットとショットが噛み合ってくれて、けっこうバーディが獲れたと思う」と快調な滑り出しは合格点。ところがそこから停滞してしまう。「15番までは耐えのゴルフもありながら攻めるゴルフもできていたのかなと思うんですけど」とそれでも踏ん張る時間を経てラスト3ホールに向かった矢先。余計に悔いが残る。 勝のなかでは「17番もチャンスホールだと思っているんですけど」と、上がり18番パー5ではイーグルも狙えるなかで、「なかなかこう…16番を引きづってしまったというか。いいショットを打てなかったかなという感じ」。ビッグスコアが見ていただけに、不満がこぼれる。 この日は強い風が吹くなかでのラウンド。「きょうみたいに風が強くなるとか、まだわからないですけど、グリーンも軟らかいですし」と、残りの2日もスコアを伸ばし続けなければふるい落とされる状況。あすも攻めていくしかない。 「ショットもパットもいい感じなので、まずは予選通過をして、最終日に臨めるようにしたいと思います」。4月以来のトップ10、そして上位を目指していく。