50代の「美容医療」なにから手を出せばいい? まぶたのたるみ、ぼやけetc...注意点とともに専門医がレクチャー
これまでの美容の蓄積やライフスタイルが、如実に外見に現れてくる50代。ホルモンバランスの変化によって、まぶたのたるみやフェイスラインのぼやけといった悩みを抱える人も増え、同じ年齢でも、人によって差が大きく開いてくるのもこの年代の特徴。 【写真】仕事の合間にさくっと行ける!「肌悩み」を救う、3つのスペシャル美容医療 そんな50代だからこそ、思い切って本気の美容医療にチャレンジしてみるのもおすすめ。美容医療のスペシャリストである銀座高須クリニック院長・高須英津子先生が、50代におすすめの美容医療アプローチ、そして気を付けるべき美容施術について詳しく解説。
1.まぶたのたるみ対策で若々しい目元に!
「50代に入ると、まぶたのたるみや目元のお悩みが増えてきます。二重のラインが狭くなったり、皮膚がかぶさって重たくなったり、目元が疲れて見えたりと、さまざまな問題が顔を出します。 手術でよければ眉下切開をしたり、埋没法で二重の幅を広げてあげたり、もしくは高周波でまぶたの皮膚を引き締める、サーマクールアイなどで解消することができます。目尻が上がるようにボトックスを打ってあげたり、こめかみにヒアルロン酸を入れてあげるのも、重たくなった目元に効果的です。 目元が下がり、目が開けにくくなると、日常的にストレスも感じやすくなります。そこをちょっと改善してあげるだけで、視界が開け、アイラインが引きやすくなったりとお化粧もラクになり、気分がポジティブになっていく人も多くおすすめです」
2.フェイスラインの引き上げで重力に勝つ
「更年期の影響で太りやすくなったり、脂肪がつきやすくなったりするのも、50代でよくあるお悩みです。フェイスラインがぼやけると老けた印象を与えてしまうので、フェイスラインのリフトアップが効果的です。 糸リフトなら、30代40代より本数を増やしたり、たるみに効くウルセラやサーマクールを組み合わせるのもおすすめです」
3.痩せすぎは老け見えの原因に。ふっくらと適度なボリュームを補って
若い時は、とにかくモデルのように痩せていて細い人が一番ととらえがち。でも、50代は...? 「50代になると、若い頃とは骨格や脂肪の付きかたが変化します。10代20代の頃は、“痩せていることが美しい”という考えを持つことが多いかもしれませんが、年齢を重ねるにつれ、適度にボリュームのある方が若々しく見える場合も多いです。痩せすぎていると、外見に気を遣って自信を持っていても、年齢以上に見えることが少なくないんです。 そこで、一人一人の骨格などを見ながら、目尻や頰などスポット的にヒアルロン酸注入などを行うのがおすすめです。ふっくらとしたハリのある顔立ちを取り戻し、若々しい印象につながります」