Acer Chromebook Plus 514レビュー - GoogleのAI機能が拡充、最前線で使える1台に
本体重量は約1.43kg。実測では1.44kgと約14インチのディスプレイを搭載するノートPCとしては少し重たい点は気になります。 付属のACアダプタの一般的なノートPC向けの角形タイプです。充電端子側はUSB Type-Cで出力も最大65Wです。持ち運びの際はよりコンパクトなサードパーティ製のACアダプタ・USB Type-Cケーブルを組み合わせることも可能です。
■Chromebook Plusで利用できるAI機能を試す Chromebook PlusではChromebookとの差別化として、Googleが提供する様々なAI機能を利用することができます。 特にChromebook PlusではGoogleのAI「Gemini」を活用し、文字起こしや文書の生成を行えるようになっているのが従来のChromebookからの進化点です。 まず最新のAI機能である「読解サポート」を利用してみました。まだ日本語には対応していないため英語でしか利用できない機能ですが、WebページやPDFなど文章を読み取り、要約を生成してくれる機能です。 実際に使ってみると要約の制度は高く、まだ英語に限定されるものの「母国語でない言語で、求めている情報がページにあるかどうか」を要約から判断できる点では、日本語に対応しない現状であっても、利便性は高いと感じられました。 もっといえば外国語から要約をまとめ、それをさらに指定した言語に翻訳などもしてくれるようになると。欲しい情報を広いネットの海や、外国語しか載っていないマニュアルから即座に見つけることができるようになりそうです。
他の新しいAI機能としては「文書作成サポート」があります。チャットやメールなど、文章入力時にプロンプト入力が立ち上がり、そこで「こんな文章がほしい」と入力すると、要望に沿った文章を生成してくれる機能です。 今回はメール作成画面で「忘年会の招待分を作って」と入力してみましたが、違和感のない文章をあっという間に生成してくれました。 すでに似たような機能はその他の生成AIでも容易に行うことができますが、生成された文章のプレビューや、それを実際のメール画面に挿入するまでの操作が容易な点は、Chromebook Plusならではといえます。