「便」の色や形からわかるあなたの健康状態
形
ジェーンは、ブリストル便性状スケールを使って説明してくれた。 タイプ1:木の実のようなコロコロした固い便 タイプ2:ソーセージ状ではあるがゴツゴツした固い便 タイプ1と2は「便秘」を示しており、便が乾燥していたり、硬くて出にくかったり、ウサギのペレットのような形状をしている便を便器の中で見かけたときは、水分摂取量を見直す必要がある。尿の色が透明、または藁色(わら色)になるまで、毎日の水分摂取量を増やしていこう。 タイプ3:表面にひび割れのあるソーセージ状 完全に滑らかな便じゃなくても、これが普段の状態であればあまり心配する必要はない。ただし、便に亀裂がある場合は、脱水状態の度合いや脂肪酸の摂取量を示していることがある。 次は、理想的な便! タイプ4:ソーセージやヘビのように滑らかで柔らかい 基本的に私たちが望んでいる便はこのタイプ。便の通りがよく、茶色で、排便後はスッキリと出し切れた感覚が得られる。 タイプ5:柔らかい小塊で、形がはっきりしている タイプ6:小片が混じって周囲がデコボコした泥状の便 タイプ7:全体が水様で固形物がない便 これらが示すのは「下痢」で、消化器系が刺激を受けている可能性があり、カフェイン、食品アレルギー、ヒスタミン過敏症、抗生物質の服用、ウイルスや細菌感染、辛い食べもの、アルコール、慢性炎症性腸疾患によって引き起こされるそう。下痢を治療せずに放置していると、消化管の粘膜に微小な損傷が生じて、炎症、または微量栄養素やマクロ栄養素の吸収不良が起こることもある。
水に浮く便
ガスが溜まっている可能性がある。たまに出る分には問題ないけれど、水に浮く便が頻繁に出ていたり、臭いがきつい場合には、検査を受ける必要がある。もしくは、食物繊維の多い食事がガスを発生させているだけかもしれない。
消化器系をリセットする方法は?
ときには、腸を休ませてリセットすることが大切。刺激を和らげ、消化器官を休ませてあげるために必要なことは、幸いなことに、ちょっとした変化を日常に取り入れるだけ。下記の方法をいくつか試してみよう! ・リンドウ、グローブアーティチョーク、陳皮、タンポポの根茶、カカオ、グレープフルーツなど、苦味のあるメディカルハーブを取り入れる。 ・満腹シグナルに従う(食べ過ぎはよくない) ・健康的な消化管のpHを維持するために、高タンパク質な食品とホールフードでバランスをとる。 ・おなかの調子が悪いときは、冷たい生の食品を避けるようにする。 ・抗生物質を適切に使用する。 ・原材料名をチェックし、砂糖、精製された穀物、添加物の摂取を避けるようにする。 ・ケフィアなど(コンブチャのような野生発酵でないもの)、プロバイオティクスと発酵食品/飲料を毎日取り入れる。 ・フラックスシード(亜麻仁)大さじ1、浸水させたチアシード小さじ1、オオバコなど、粘性のある食物繊維を食べる。 ・彩り豊かな野菜を毎日食べる。 ・そして最後にもっとも重要なこと:それは、ストレスを解消できることに毎日取り組むこと。 ※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。