サインツがメキシコGPポールトゥウィンで今季2勝目!ノリス、ルクレール表彰台…レッドブルを抜いてフェラーリ総合2位浮上|F1
2024年のF1第20戦、メキシコGP決勝が現地時間27日行われた。 現地メキシコシティは晴天、気温20℃、路面温度39℃のドライコンディションでレース開始時刻を迎えた。 【動画】「カルロス・サインツ、今シーズン2勝目!」安定した走りでメキシコGPのトップチェッカーを受ける 20名中14名がミディアムを第1スティントに選択。12番グリッドのリアム・ローソン、15番グリッドのバルテリ・ボッタス、フランコ・コラピント、18番グリッドのセルジオ・ペレス、チョウ・グァンユ、ピットレーンスタートのエステバン・オコンと、6名がハードを装着した。
71周のレースがブラックアウトとなり、マックス・フェルスタッペンがトップでターン1へと入っていく。ターン1の飛び込みでアウト側にいた11番手スタートの角田裕毅がアレクサンダー・アルボンのマシン左側と接触し、コントロールを失ってそのままターン1奥のバリアでストップ。 ターン3~4の間ではアルボンもマシンストップとなり、レースを終えている。レースはこれでオープニングラップからセーフティーカーとなってしまった。 また、母国レースのセルジオ・ペレスはスタート位置に違反があったとして、5秒ペナルティとSC中にアナウンスされた。 7/71周目からローリングスタートでレース再開。フェルスタッペン、カルロス・サインツ、ランド・ノリス、チャールズ・ルクレールの順番で戦局が進む。 9周目のターン1飛び込みで、サインツが仕掛けてトップに浮上。フェルスタッペンは2番手にポジションを落としてしまった。
その直後、3番手ノリスがフェルスタッペンに仕掛けるも、フェルスタッペンがノリスを押し出す形でコース外に外れ、この間にルクレールが2番手に浮上。これでフェラーリ1-2となった。 フェルスタッペンはこれでペナルティとなり、その後の駆け引きでもコース外走行でポジションを戻さなかったとして、合計20秒の加算とスチュワードが発表している。 16/71周目には、今回が400レース目となるフェルナンド・アロンソがリタイアを選択し、ガレージにマシンを入れた。