昼食後の眠気を追い払う5つの方法。しかもカフェインなし
午前中は元気に仕事をこなし、ToDoリストの重要事項もいくつか片付け、昼食後の充電されたエネルギーをしばし満喫すると、突然睡魔は襲ってきます。 午後3時ごろ、突如としてのっそりしたカバみたいな気分になる経験は、誰もがしたことがあるのではないでしょうか。 まぶたが垂れ下がり、深いため息をつき、何もする気が起きません。それでもまだ、勤務時間はあと数時間残っています。 これには生物学的な理由があります。「the Sleep Foundation(睡眠財団)」によると、人間のサーカディアンリズムは1日の覚醒レベルを上げたり下げたりします。平均的に、一番疲れを感じるのは昼食の直後です。 そうなると、エネルギーを上げる必要がありますが、一体何をすればいいのでしょう? 選択肢のひとつとしてカフェインがありますが、睡眠を妨げる可能性があるので、遅めの午後に摂るのはベストではありません。 今回は、午後3時の憂鬱な気分を吹き飛ばす方法をいくつかご紹介します。
1. 炭水化物を控えめにして、水分補給する
眠気を感じにくくするには、炭水化物少なめでタンパク質多めの朝食や昼食を摂ると良いです。 糖質の多い食べ物はすぐにブドウ糖になり、血糖値を急上昇させることが多く、その後の急降下は避けられません。 血糖値の急上昇のよくある症状は、倦怠感、かすみ目、頭痛などです。 パン、スナック菓子、スイーツ、甘いエナジードリンクなどを摂取したあとも、同じように血糖値の急上昇が起こります。 空腹を感じたら、アーモンド、ピーナッツバター、ヨーグルト、フムスなど、高タンパクで繊維質豊富な、複合炭水化物のスナックを食べましょう。 また、水もたくさん飲む必要があります。軽い脱水症状でも、脳の働きを抑制することがあるのです。 エール大学医学部の上級研究員Nina Stachenfeldの2018年の研究によって、「軽度の脱水症状は、記憶と実行機能を損なう。また、毎日推奨レベルの水分を補給すると、認知機能が向上する」ことがわかっています。大きめの水筒を持っている人をバカにはできません。