北欧発「フェールラーベン」の超定番2wayバッグ「カンケン」がアウトドア仕様に!
手提げの持ち手は留め具でまとめることができるので、脱いだジャケットなどを一時的に持ち手の間に保持するのもカジュアルな使い方だ。持ち手は「カンケン」の場合シンプルにバッグ本体に縫い付けられているが、「カンケン アウトロング」では縫い付け部が2段階のループになっているので、カラビナでギアやツールを付けたり、好きなキーホルダーなどを飾ることも可能だ。
1978年の登場から変わらず、環境負荷が小さくて丈夫な素材「ビニロン」を使用
「これはお客さまに話すと感心される話なんですが、『カンケン』の生地の素材には1978年から一貫して日本製の『Viniron(ビニロン)』が使われています。『クラレ』が1950年に世界で初めて工業化に成功した国産第一号の合成繊維で、強度が高く耐久性に優れています。丈夫で長持ちするんですね。
親子3代にわたり、ひとつの『カンケン』を使い続けるご家族もいらっしゃるほどですが、いざ廃棄するとしても燃焼時にダイオキシンやアンモニアなどの有害物質を発生させません。スウェーデンのメーカーが1978年に日本の素材を採用して『カンケン』を製品化し、その後のエコロジーやSDGsの概念に通じる企業活動を続けてきたことに、不思議な縁を感じます」
使い続ければスレやヨレなどで新品とまた違った風格を帯びて、愛着がさらに増すことが多い「カンケン」シリーズの新しい仲間「カンケン アウトロング」が気になったら、一生の相棒との出会いかもしれない。