山際担当相が会見 18道府県に「まん延防止」適用へ(全文2完)今の無料検査体制は維持したい
無料検査をやめることは選択肢にあるのか
読売新聞:すいません、読売新聞の【アキヤマ 00:24:54】です。検査キットの不足について伺います。先ほどもお話がありましたが、やっぱり一部地域では検査キットが不足して、医療機関でも受けられないって問題があったと思います。感染の封じ込めを狙って無料検査というのを開始したと思うんですけれども、感染が広がった今、必要な人が検査を受けられるように無料検査をやめたり、全員検査をやめるということは今、選択肢として大臣、考えていないでしょうか。 山際:あらゆる可能性は排除いたしませんが、私も国民の1人として、自分がもしかしたら感染してるかもしれないなと思ったときに検査を受けられる体制は欲しいよなって、一国民として思います。アキヤマさん、そう思いませんか。ね。だから、その体制は維持したいと思います。なので、それが今の無料検査の体制ですから、ですから今の体制は維持したいっていうことになると思います。 悉皆的に、全ての国民に対してスクリーニング的に検査キットをばらまいてやります、みたいなことは考えてませんが、しかし、心配だって思われる方が安心して検査を受けられる、そういう体制をつくりたいっていうことで今までやってまいりましたんで、そのコンセプトに従って、その体制はしっかりと確保し続けたいと思ってます。 読売新聞:もう1点なんですけど、今回、基本的対処方針で不織布マスクの推奨ということを追加されたと思います。かつて対処方針ではそういった記述もあったんですけど、いつの間にかなくなっていて、今回これあらためて追加したのは、きのう予算委とかでも話がありましたが、そこら辺も含めて教えてください。 山際:きのう、予算委員会で指摘をされたことを受けて元に戻したってことなんですけれど、私たちとしては、ここにいらっしゃる方でマスクを着けてないのは私だけですよね。ですから、マスクを着けるっていうことをもう国民の習慣として今もうやってもらってるわけですよ。ですから、いちいちマスクの着け方まで基本的対処方針に記述しておく必要がないだろうということで、マスクの着用という短いワードに変えてあっただけなんです。 しかし、きのう不織布の性能が布製の物よりも高いというようなことは、もうわれわれも分かってますから、ですから、そこは不織布っていうことを強調、きちんとしたほうがいいんじゃないかっていうことを柔軟に取り入れて、今日、不織布というものを復活させたということなんです。だから、もともとそうだったものをもう1回復活させただけなので、ある意味元に戻しただけってことでしょうか。 司会:ほかにございますでしょうか。じゃあ、産経新聞さん。