“達人”に聞く──家事・育児の「当たり前」を変える3選! 献立や洗濯物も…手間と時間を削る秘策 子供が動く工夫も『every.特集』
■献立の工夫と「パーティー」の魔法
続いて桐谷キャスターを悩ませる、毎日の献立です。 けーりんさん 「4~5品いろんな食べ物作っても、子供全然食べなかったんですよ」 桐谷キャスター 「分かります。うちもうどん。具はいらないっていう…」 森キャスター 「一生懸命作ってね、子供が食べなかった時の…」 桐谷キャスター 「んー!ってなる」 けーりんさん 「自分の手間と家族の反応は本当に比例しない」 桐谷キャスター 「はい!」 森キャスター 「掛け軸にして飾りたい!」 家事の当たり前を変える2つ目のポイント。献立はこだわり過ぎず、旬のものを出すのがよいとのこと。 「旬のものを塩で味付けするのにほぼ決める」とけーりんさん。森キャスターは「そこまで行きます?」と驚きます。 けーりんさん 「なるべく手をかけないようにしてみようと思って、例えばトウモロコシもそのまま出す、野菜もそのまま出すとかにしたら、そっちの方が子供に好評だったんですよね」 森キャスター 「子供喜びそうだなー」 けーりんさん 「あと、パーティーって名前を付けると基本子供は大喜びするんですよ。おにぎりパーティーを開催すると、子供たちは普段作ってる料理よりも喜んで食べる」 パーティーと銘打ち、子供達に自分で作らせることで、楽しみながらしっかりご飯も食べるようになるんだそう。
■子供が動かず、イライラした時の秘策
続いて、キャスターの2人に共通する悩み。子供を叱ってしまうことです。 桐谷キャスター 「ついつい、子供に『早くして!』と言ってしまうのをやめたいんですよね」 朝の忙しい時や片付けさせたい時、子供がなかなか動かず、イライラしてしまうことありますよね。そんな時、3人のお子さんを持つけーりんさんは、「天国と地獄」の曲を流します。 桐谷キャスター 「これ、運動会でよく流れる音楽ですよね」 けーりんさん 「無意識に急ぐんです!」
■「天国と地獄」の効果は?…実験
本当に効果はあるのか、3人の娘さんがいるご家庭で実験しました。 お片付け中、母親から「使ってないのいっぱいあるから片付けて」と声がかかっても、娘さんは無言。「使ってないおもちゃ片付けてください」「お片付けは?」と促しても、全く言うことを聞きません。「後で戻す!」と言ったきりです。 ところが「天国と地獄」を流し、母親が「お片付けしよう」と声をかけると、急に動き出しました。無理にやらせようとするより、自らやる気にさせる発想が大事なんだとか。娘さんは「キレイになったね!」「音楽が流れてたから、楽しかった」と話しました。 けーりんさん 「やってみると、『早くして』っていう言葉が減ると思います」 桐谷キャスター 「これ、すぐ取り入れたいですね」