“達人”に聞く──家事・育児の「当たり前」を変える3選! 献立や洗濯物も…手間と時間を削る秘策 子供が動く工夫も『every.特集』
■「家事やめたいことリスト」作成から
何をまず行うべきなのでしょうか。けーりんさんは、「やめたいことを可視化する、『家事やめたいことリスト』を作るところから始めたんですよ」と明かします。漠然と負担に感じていることを書き出して、頭の中を整理するのだとか。 キャスターの2人も書き出しました。桐谷キャスターは「毎日献立を考えること」「食器を洗ったりしまったりすること」など。一方、森キャスターには洗濯物や子どもの叱り方など、桐谷キャスターと同じ悩みもありました。 森キャスター 「これ減らせます?」 けーりんさん 「減らせます。考え方のコツがあるので」
■「1軍」以外は使わない、という流儀
まずは、桐谷キャスターが挙げた「食器洗いの削減」のコツから見ていきます。 一般的には洗う、拭く、棚に戻すという手間の多い食器洗い。「これ以上のやり方はないです!」と訴える桐谷キャスターに、けーりんさんは「全部そのお皿を使った方がよかったのか? から考えた方がいいですね」とアドバイスします。 家事の当たり前を変える1つ目のポイントは、そもそも使う食器を減らすことです。 けーりんさん 「日本って小鉢文化があるから皿の数が多いと思うんですよね。私は1軍を決めて、それしか使わない」 頻繁に使う食器を1軍として、それ以外は使わないのがけーりんさん流です。大皿やワンプレートなどを駆使して食器の数を減らすことで、洗う手間と時間を格段に削減できるといいます。けーりんさんは5人家族ですが、数えるほどの食器は事足りるといいます。 けーりんさんが「とにかく選択肢を減らすと楽になるんです」と言うと、両キャスターは深く頷きました。
■お皿の代わりにキッチンペーパーを
けーりんさんの家では、朝食がパンの場合、お皿を使いません。「キッチンペーパーにのせて出せば、捨てるだけでいいじゃないですか」。「斬新ですね!」と森キャスター。 けーりんさん 「本当にそれ必要なのかな?と思うと、減らしていくと、仕事が減ります」 お皿の上にラップやペーパーをのせるだけでも節水につながり、朝の片付け時間も削減できます。