「大阪維新の会は旧統一教会と関わり持たない」大阪・吉村知事会見8月3日(全文4完)
選挙で見返りを求めることもしない
ここは、だから名前を伏されて全然違う団体になったら、これはもうなかなか分かりにくいところあるかもしれないので、今後100%というのも難しいかもしれません。ただ、先ほど申し上げた趣旨、これが大切だと思ってるので、何か選挙で見返りを求めることも大阪維新の会としてはしませんし、もともと今までもしてないですし、何かそこに政治的な関係があるということがある必要もまったくないし、逆にそういったトラブルが多くあるというような団体に対して政治家として参加するのであれば、ああ、じゃああの議員が参加してたら信用できるねというようなことにも、これはなりかねないので、そういったことはもう一切やらないというふうに判断をしました。そう考えるとやっぱり関連団体も、これは含まれるべきだというふうに思います。 読売新聞:さらに、旧統一教会に限らず、政治家の方、さまざまな団体さんとのお付き合いといいますか、関係性あると思いますけれども、今後いろいろな団体さんと関係持っていく中で、こういったことに注意するとか、そういった方針について何かお考えありますでしょうか。 吉村:まさにそういった方針で、今、日本維新の会もそうです。大阪維新の会もそうですけども、そういった考え方で今進めています。これは何か、旧統一教会が宗教団体だからという理由ではありません。やはり宗教団体でなくても、そういった多くのトラブルを抱える団体とされるようなところ、これも分からないところも多いんですけれども、そういったところに対して、政治家として関わって信用を与えるような行動はやっぱりやめるべきだと。じゃあそういった団体ってどういうところがあるんでしょうかというところについては今、党内で議論をしているところです。
線引きについては党内で議論中
だから趣旨は、そういう観点ですから、宗教団体だから、統一教会だけ、そういうふうに考え方を持ってるわけではありません。ただ、そうはいっても、じゃあ政治家として参加する活動、これはやっぱり信用を与えるからやめましょうよというようなところは、どういうところがあるのか、どういうところで線を引くべきなのかというところについては今、党内で議論してると。藤田幹事長を中心に今、議論してるというところです。趣旨としてはそういう方向で判断をしていきます。 読売新聞:その党内での議論については、いついつまでにこう定義するというようなのはあるんでしょうか。 吉村:いや、それは期限を決めてるわけではありません。現時点ではまず統一教会のところをきちんと整理するというところです。 読売新聞:ありがとうございます。 朝日放送テレビ:ほかはいかがでしょうか。じゃあ。