山田杏奈の決意「20代をアシㇼパという役と共に生きていく」“鯉登少尉”の配役については…?
明治末期の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る人々のサバイバルを描く野田サトル氏の大ヒット漫画『ゴールデンカムイ』。累計発行部数は2900万部を突破、本年1月に公開された同名実写映画の観客動員は210万人、興行収入は30億円という大ヒットを記録した。 【画像】鯉登少尉の配役を聞いたときの山田さんの感想は…? 2024年における最大の話題作と言える本作。待望の映画の続きが、「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」で描かれる。主演の山﨑賢人さんはじめ、眞栄田郷敦さん、玉木宏さんなど癖強なキャラクターたちも全員続投、ファンの期待に応えるといわんばかりの熱い布陣で挑んだ。 個性の強い登場人物たちの中でも、再現度の高さで注目を集めたのがアシㇼパ役の山田杏奈さん。北の大地を生き抜く知恵と、優れた狩猟技術を持つアイヌの少女を原作の躍動感そのままに絶妙に表現した。 CREA WEBでは山田さんにインタビューを実施。実写版ならではのアシㇼパの組み立てや心構え、そしてドラマ版から登場する人気キャラクター・鯉登少尉を務めた中川大志さんにまつわる裏話まで、たっぷりと語ってもらった。
「この役は山田杏奈がやって良かったな」と思ってもらえたら
――映画『ゴールデンカムイ』は大ヒットし絶賛されました。山田さん演じるアシㇼパも例に漏れず賞賛の嵐でしたが、反響の声をどのように受け止めていましたか? ありがとうございます……! すごく多くの方に映画版が届いたという実感は、私自身もとてもあります。最初はアシㇼパという役をやるのに不安だった部分もあったんですけど、観終わった周りの人たちから「面白かった」、「アシㇼパ、素敵だったよ!」と言ってもらうこともあったので、安心しました。私が『ゴールデンカムイ』の世界の一部になれていたなら、すごく良かったなと思います。 ――「自分で言うのもなんですが……結構ハマってたな」という感触はありませんか!? そんな! 『ゴールデンカムイ』に限らず、「この役は山田杏奈がやって良かったな」と思ってもらえたらいいなとは、普段お芝居をするときからずっと思っていることなんです。今回は、見た目的な意味でもハマれたといいますか、おっしゃっていただけたように思ってくださる方が多かったのはすごくうれしいです。