エディターが偏愛Tを語る! 夏を彩る相棒Tシャツ。【前編】
タイでWWAのTシャツをジャケ買い。(フィガロジャポン副編集長 SACHIKO TASHIRO)
フィガロジャポン7月号のタイ出張の際に、WWAとセレクトショップChooselessが手がける古着屋で買った『最後の晩餐』のモチーフTシャツ。いま、タイの古着が盛り上がっていて、WWAは買い付けた古着や、タイの制服やユニフォームのシャツに、オリジナルのタグを付けてカスタマイズして売っているんです。こちらのTシャツのボディはギルダンで、サイズは2XLと大きめ。ただ、ヴィンテージのプリントTシャツを買う際に、サイズを見ることはほぼなく、そこを気にすることはありません。このTシャツは、プリントのデザインやテーブルの上にタグが乗っているセンスも最高です。普段からサイズ感や素材感などはあまり重視せず、インスピレーションで買う派です。海外の旅先で買いがちなキーホルダーやマグネット感覚に近いかもしれません。
編集部メンバーのつぶやき。 IGARASHI このTシャツを着るたびに旅の思い出が蘇りそうで素敵だね。 KOBAYASHI 素材やサイズではなくデザインを含めた直感で選ぶという考え方もアリ! MARON 「これどこのですか?」って言いたくなるTシャツですね。
下北沢の古着屋、CYAN vintage&usedで最近買ったTシャツもお気に入り。アメリカのアトランティックビーチで1996年に行われたパジャマパーティーのTシャツで、イベントに参加したフードトラックの店舗がプリントされているもの。シモーン・ロシャの赤いチュールのスカートを裾からチラ見せして、きれいめのサンダルを履くとバランスよく着こなせそう! SACHIKO TASHIRO フィガロジャポン副編集長。プライベートでは下の子がもうすぐ4歳になるのでそろそろ自分の時間が欲しいし、週に一回は呑みに出歩きたいと思っている。このTシャツを着て出かけたい場所は、夏休みに行く沖縄。
素材とディテールが秀逸なヘインズのビーフィー。(フィガロJPエディター KOBAYASHI)
Tシャツ選びの基準は、ベーシックで無地、お財布に優しいこと。毎年、ヘインズ、コス、ユニクロは必ずチェックして、新しい1枚を手に入れています。こだわるポイントは、首回りのリブがしっかりあること、首元が詰まっていること、厚手の生地であること。Tシャツは無骨にメンズっぽく着たいので薄手の生地は選びません(きっぱり)。特にヘビーウェイトTの代名詞、ヘインズのビーフィーTシャツ(1枚約1,850円)は、丈夫で洗うほどこなれていく生地が好き。冬にはニットのインナーとして首元からチラッと覗かせたいので、リブの高さがあることも重要なんです。ずっと白か黒の無地Tで過ごしてきましたが、今年は淡いピンクが気分です!