「マイナ免許証」2025年3月から導入へ! 義務化になる? 費用はいくら?
手数料は値上げの方針!
警察庁では、さらに、マイナ免許証を導入するにあたり、免許証交付などの手数料も見直しを図る方針であることを明かにしています。 それによると、主に以下の手数料を導入する予定のようです。 ────────── 導入が予定されている新手数料 ────────── 【マイナ免許証のみ】 新規取得時1550円(-500円) 更新時2100円(-400円) 【従来の免許証のみ】 新規取得時2350円(+300円) 更新時2850円(+350円) 【両方持つ場合】 新規取得時2450円(+400円) 更新時2950円(+450円) 運転免許証を新しく取得する場合(新規取得時)、従来の手数料は2050円。また、免許証を更新をする場合(更新時)は、従来の手数料は2500円です。それらと、新制度の手数料を比較すると、マイナ免許証のみの場合は値下げとなりますが、従来の免許証のみや両方持つ場合は値上げとなります。 マイナ免許証のみの場合は、すでにカードがあり、情報を一本化するだけなので、従来より安くなるようです。 なお、従来の免許証のみや両方持ちで値上げする理由について、警察庁は、「昨今の物価変動等」を踏まえたものだといいます。つまり、新規にカード(免許証)を発行する場合は、材料費やコストなどの兼ね合いで値上げするということですね。 ほかにも、手数料関連では、前述の「無事故・無違反」の「優良運転者」や軽微な違反のみの「一般運転者」が受けられるオンライン講習については、手数料が200円になるといいます。 さらに、更新のタイミングではないけれど、「マイナ免許証に切り替えたい」場合は、切り替えの手数料として1500円が必要となるようです。
正式決定は一般からの意見募集後に決定
以上は、現段階で警察庁の予定するマイナ免許証の概要です。同庁では、2024年9月13日~2024年10月12日の30日間、これら改正内容に関して一般からのパブリックコメントを募集中。それを踏まえ、必要な場合は政令などを改正し、前述の通り、2025年3月24日に施行することを目指しています。 マイナンバー関連では、かつてマイナ保険証で「他人の情報が誤って紐付けされた」などのトラブルもありましたよね。マイナ免許証では、そいった問題が起こらないようにして欲しいものです。 また、警察庁が目指す制度の導入開始日、2025年3月24日まではあと半年。あまり時間がありません。そのため、できるだけ早急に詳細を決め、一般のライダーやドライバーが制度をよく理解するためにも、可能な限り広く周知を図るように努めてもらいたいですね。 *写真はすべてイメージです
平塚直樹
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