「マイナ免許証」2025年3月から導入へ! 義務化になる? 費用はいくら?
マイナ免許証のメリットとは?
2枚が1枚になる……ポイントカードやクレジットカードなど、なにかと持ち歩くカード類が多いことを面倒だと感じている人にとっては、メリットだといえますね。 ほかにも、警察庁では、以下のようなメリットを挙げています。 まず、「住所変更手続のワンストップ化」。これは、引っ越しなどで住所が変わった場合の手続きが簡略化されるということです。 現状、運転免許証は警察署や運転免許センターなどで、マイナンバーカードは市区町村の役所・役場で手続きを行うことになっています。それが、もし一体化すれば、手続きの窓口を役所や役場に統一できることが予想できます。 また、同じく警察庁が運用開始を進めている「オンライン更新時講習」を受けられるようになることもメリットとして挙げられます。 このオンライン更新講習とは、2022年(令和4年)2月から、北海道、千葉県、京都府、山口県で試験的に実施されているモデル事業のことです。優良運転者や一般運転者でマイナンバーカードを保有する人を対象に、免許更新時の講習をスマートフォンやパソコンで受講できる取り組みを行っています。自宅や仕事場など好きな場所で、24時間好きな時に受けられることで、免許更新時の利便性を向上しようということですね。 警察庁では、このオンライン更新講習の運用を、全国に拡大することも進めていて、もし実現すれば、マイナ免許証を取得することで、このサービスを受けることも可能となります。 ただし、もしオンライン更新時講習を受けたとしても、現状では、新しい運転免許証の交付を受けるには、従来と同じく更新期間内に運転試験場などに行く必要があります。あくまで、この制度は、免許更新時の講習を好きな時間や場所で受講できるということですから、念のため。
マイナ免許証は義務化?
ここで気になるのが、運転免許証とマイナンバーカードの一体化は、義務化なのか? つまり、絶対にやらないとダメなのかどうかです。特に、マイナンバーカード自体も取得は任意のため、持っていない人もいると思いますが、そういった人の場合はどうなるのか気になります。 これについては、以下の選択肢が可能となるようです。 1,従来の免許証だけ(一本化なし) 2,マイナ免許証だけ(一本化する) 3,従来の免許証とマイナ免許証の2枚持ち つまり、そもそもマイナンバーカードを持っておらず、今後も取得するつもりがなければ、1のように、今まで通り、従来の免許証を使えばいいことになります。 ちなみに、これについて、NHKの報道によれば、警察庁の露木康浩長官は、2024年9月12日の記者会見で、「マイナンバーカードと運転免許証の一体化が義務づけられるというわけではない」と明言。また、上記3つの選択肢があることを周知できるよう準備を進めたいとコメントしたといいます。
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