「NANGA」が本気を出したアパレルコレクションは「燃えない」「しぶとい」「動きやすい」がキーワード
布団製造を原点とし、羽毛にこだわる国産シュラフメーカー「NANGA(ナンガ)」。アパレルも手掛けており、原宿や横浜、名古屋などにショップを構えています。 【写真】NANGAの2024年春夏コレクションの最新アパレルを見る(全11枚) NANGAの2024年春夏コレクションには、新しく開発した難燃素材「ヒノックリップストップ」を採用した商品が多数追加されました。この生地はポリエステルとアラミドの混紡素材で、難燃性だけでなく、耐摩耗性や耐久性に優れています。 リップストップとは格子状に織り込まれた生地のことで、その名の通り「裂け(rip)」を「止める(stop)」構造が大きな特徴。破れやほつれができてしまっても、そこから裂け目が広がるのを防いでくれます。 さらに、自然なストレッチ性と弾力性を持たせた「ストレスフリーの着心地」もウリとなっています。それではひとつひとつご紹介していきましょう。
可動域と機能性にこだわったヒノックシリーズ
まずはマウンテンパーカー。クラシカルなデザインで、大小のポケットが正面に8つと、バックにも2つ配置されています。首元にあるテープで別売りのインナーダウンと連結も可能。「フィールドアノラックパーカー」は肩周りにデイジーチェーンが配置され、カラビナなどを連結できるようになっています。 さらに、同じくヒノックシリーズのサコッシュもカラビナを使ってピッタリ装着が可能。伸縮性が高く動きやすい生地はパンツにも最適。「フィールドカーゴパンツ」は大小合計7つのポケットがあり、キャンプサイト設営時などに活躍しそうです。 メンズモデルの「フィールドパンツ」は太さにゆとりをもたせたベーシックなパンツ。股下のガゼットで可動域が広くなっています。ウィメンズモデルは先細りのテーパードシルエットですっきりめ。
他にもコレクションアイテムが多数ラインナップ
「キャンプシャツ」もメンズモデルとウィメンズモデルがあり、メンズモデルはポケットだけでなく襟にもスナップボタン付き。ウィメンズモデルはノーカラーで、長めのチュニック丈になっています。 アウトドアスタイルの定番・オーバーオールもラインナップ。メンズ・ウィメンズともにフロントジップで開け閉めできるようになっています。ウィメンズはスカートタイプのオーバーオールも。裾にはスリットが入っていて、動きやすさを重視。 多機能なエプロンもおすすめです。両サイドのデイジーチェーン、マチ付きの大きなフロントポケット、足を通してエプロンのバタつきを抑えるループなど、アウトドアで使える細かい工夫が満載。 ゴム内臓のウエストベルトで楽にサイズ調整ができるスカートも。着脱しやすいラップスカートタイプです。焚き火も安心、タウンユースにも使えるヒノックシリーズで、春夏キャンプスタイルを決めましょう。
ソトラバ編集部