世界の登山靴ブランド図鑑|所変われば登山靴も変わる!
イタリア
登山靴作りといえばイタリアである。急峻な岩山が連なるドロミテ地域は、登山靴発祥の地ともいえる。熟練の職人が多く、良質な牛革の生産地であり、靴作りのための機器メーカーの多くがイタリア発祥の会社であることも、同国を世界随一の存在としているのだ。 <06 アク> 1990年、北イタリアの靴産業の集積地モンテベルーナにて、皮のなめし工場で働いていたガリアーノ・ボルディによって設立されている。独自の3D設計技術とクラフトマンシップを融合させた靴作りに定評がある。 問:Mt。石井スポーツ 新宿東口ビックロ店。 <07 アゾロ> 1975年、世界有数の靴の生産地として知られるイタリア・モンテベルーナで創業されて以来、世界的なリーディングカンパニーとして高い評価を獲得している。代々創業家のザナッタ家族によって経営されてきた。 問:モンベル。 <08 ガルモント> 1964年、もともとはテレマークブーツ作りをしていた靴職人によって、イタリア・モンテベルーナで設立。足元を安定させる独自のA。D。D。システムによって、履きやすさと歩きやすさを高い次元で両立している。 問:ガルモント。 <09 ケイランド> 1971年、靴職人ジョヴァンニ・ビッタンテによって創業され、アルピニストたちの意見を取り入れながら高品質なアルパインブーツを製作。世界で始めて登山靴にケブラーコーデュラを採用したことでも知られる。 問:マジックマウンテン。 <10 ラ・スポルティバ> 1928年、北イタリア・テゼロで、ナルシソ・ディラディオが始めた靴工房をもとに親子3代にわたって経営が続けられてきた。3代目となるロレンツによって、つま先のクライミングゾーンが誕生するなど革新性に富む。 問:スポルティバ・ジャパン。 <11 スカルパ> 1938年、イタリア・アゾロでギネス卿によって設立され、その後にパリソット3兄弟へと引き継がれた。以後、脈々とパリソット家族による経営が続けられ、高い機能性と足通しのよさから世界的に評価が高い。 問:ロストアロー <12 ザンバラン> 1929年、イタリア北部にあるドロミテ山塊のふもとの街スキオで創業。同社の経営は現在、創業者ジュゼッペ・ザンバランの孫たちが受け継いでおり、イタリアでもめずらしいほど伝統的な靴作りを行なっている。 問:キャラバン。 <13 テクニカ> 1960年、モンテベルーナでイタリア軍向けの靴を生産していた工場を前身として誕生し、革新的なアイデアを取り入れてきた。近年は、個々の足にあわせて成形するCASアッパー技術で世界を驚かせた。 問:テクニカグループジャパン。