【NBA】クリッパーズが先発センターの慰留に成功、イビチャ・ズバッツが3年約85億円の延長契約に合意
昨シーズンはリムプロテクターとしての存在感も発揮
クリッパーズのセンター、イビチャ・ズバッツが3年5860万ドル(約85億円)の契約延長に合意したと『ESPN』が報じた。この契約はNBAの労使協定の条件に基づいて彼に与えられる3シーズンの最大契約で、総額7000万ドルの契約となり、ズバッツは2027-28シーズンまでクリッパーズに在籍することとなった。 ズバッツは51勝を挙げた昨シーズンに、キャリアハイとなる平均11.7得点に加え、9.2リバウンドを記録。レギュラーシーズンのフィールドゴール成功率は64.9%で、ダニエル・ギャフォード、ルディ・ゴベアに次ぐリーグ3位の数字を残している。さらに敗れたマーベリックスとのプレーオフファーストラウンドでは、レギュラーシーズンを上回る平均16.2得点を記録した。また、オフェンス面での充実が注目されがちだが、昨シーズンのズバッツは200本以上のシュートを守った選手の中でリーグ最高となる、相手のシュート成功率を49.6%に抑えるなど、リムプロテクターとしての存在感も放った。 クリッパーズはポール・ジョージがセブンティシクサーズに移籍しカワイ・レナードの相棒でを失ったが、ジェームズ・ハーデンを新契約で引き留めることに成功。さらにフリーエージェントのニコラ・バトゥームとデリック・ジョーンズJr.を獲得と、大きな戦力ダウンを免れた。そして、先発センターのズバッツとも契約延長を結んだことで、来シーズンも西カンファレンスの上位を狙える戦力を整えた。
バスケット・カウント編集部
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