環境NGOと観光客が共に汗 観光地バリ島で海岸の清掃
ジンバラン、インドネシア、1月6日 (AP) ― インドネシアの世界的な観光地バリ島の海岸で1月5日、地元のボランティアに混じって外国人観光客が、人気のビーチでゴミ拾いに精を出した。 バリ島南部のジンバラン海岸には、見渡す限りプラスチックゴミや流木が打ち上げられており、ボランティアと観光客がそれらを拾い上げては袋に詰める作業を行った。 海へのゴミの流出を食い止めることを目的に、清掃作業を企画した環境NGOの共同設立者によれば、2日間の清掃作業で約7400キロのプラスチックゴミやその他の非有機ゴミが回収されたという。 インドネシアの主要観光地のひとつバリ島には、2024年1年間で約630万人の外国人観光客が訪れた。 清掃作業に参加した外国人観光客は、インドネシア政府がビーチの清掃を優先すべきだと主張する一方で、主催者はプラスチック汚染に関する教育が欠けていると指摘する。 (日本語翻訳・編集 アフロ)