中日OB・英智が解説!右脚の太ももを負傷したブライト健太へ贈る…シーズンオフの"今"怪我をしないために大切なこととは?
10月15日、元中日ドラゴンズの英智さんが、CBCラジオ『ドラ魂キング』に出演しました。リスナーから寄せられた野球やドラゴンズに関する質問に答えていく中、12日の秋季教育リーグでのヤクルト戦で右脚の太ももを負傷したブライト健太選手についてもコメントしました。聞き手は加藤里奈と三浦優奈です。 【動画】旅立つビシエドへ…柳裕也が選んだお土産はあの名古屋名物だった!?【3分52秒~】
中日用のマスコットバット
「井上(一樹)監督は選手にマスコットバットで振り込む練習を取り入れていました。この方法はどうなんですか?」(Aさん) 「マスコットバット」とは、一般的なバットよりも重いトレーニング用バットです。選手がメーカーに頼めば用意してくれるんだとか。 英智「ドラゴンズの場合はドアラのマスコットが一番いいんじゃないかな(笑)」 マスコットはマスコットでも球団マスコット。ひとボケあった後に本題です。 英智「今はバッティングフォームよりも力をつけることに意識がいってるんだと思いますね。遠くに飛んだり、力強い打球速度が打てるようにやってると思います」
デメリットとメリット
ただマスコットバットは重い分デメリットもあるそうです。バットを目一杯振ろうとした時に、身体を逆方向に揺さぶってフォームを崩してしまう懸念があるそうです。 そこを気をつけて振れば体幹も下半身も強くなり、本来の自分のバットを持った時に軽く感じたり、容易く扱えるようになるといいます。 マスコットバットを上手く使っていた選手として英智さんが挙げたのが福留孝介さん。キャンプが始まってオープン戦が終わるまで、試合以外の練習でマスコットバットを使っていたそうです。 また、立浪さんはネクストバッターズサークルでマスコットバットに錘を付けたものを振った後、自分のバットに持ち替えて打席に向かうスタイルだったそうです。
ノックする側の気持ち
「今年の沖縄キャンプの第3クールの時、なのでほぼ1年前、北谷でノックを受けていた福永選手のことです」(Bさん) 「ラスト」の声がかかり、ノック終了。堂上直倫コーチがノックバットを置いて飲み物を飲んでいた時に、福永裕基選手が「もう一丁お願いします」と言ったそうです。 「堂上コーチもすぐに『よっしゃあ』と嬉しそうでした。英智さんもコーチ時代、こんな声がかかったら嬉しかったですか?」(Bさん) 英智「心境としてはやっぱり嬉しい気持ちはありますね。選手自身が前向きじゃないとそれはできませんからね」