オリックス日本一に「底力がある、あっぱれ」大阪・松井市長会見10月31日(全文)
近年の大阪市における児童虐待件数などの傾向は
毎日放送:毎日放送の梅田と申します。よろしくお願いいたします。発表項目について2点、1つずつお伺いしていきます。児童虐待防止について、近年の大阪市における児童虐待の件数など、傾向はどのようなものなのか。また、その傾向に関する市長の所感をお伺いいたします。 松井:全国の児童相談所の虐待相談件数が増加傾向の中、大阪市では平成30年度から6000件程度で推移していますが、依然、政令市の中で2番目に多いという状況です。件数が多いのは、子供を社会全体で守っていこうという虐待に気付く土壌があるということだと捉えています。重要なのは虐待による死亡事案や重症事案を減らしていくということであって、そのためにはできるだけ多くの相談や通告を受けて、重篤な虐待となる前に対応することだと、これが必要だと考えています。 毎日放送:ありがとうございます。もう1点お伺いいたします。今回、LINEの相談について、これまで週2回としていたということですけれども、この週2回としていた理由というものを教えてください。また今回、この週2回ということによる、対応が追い付かないですとか、市民のニーズに沿っていないとか、何かそういった弊害などはあったのか、そちらも併せてお教えください。 松井:まずは令和2年度に約1カ月間の試行実施を行い、そこでの実績から週2回の実施と、それと夏休みなどは毎日実施するということとなりました。これまで市民への実害など報告は受けていませんが、毎日実施をすることで、より多くの保護者や子供からの相談に対応していきたいと考えています。
韓国の事故を受けて、御堂筋イベントの警備強化は?
毎日放送:ありがとうございます。すいません、最後にもう1点だけ。今日の発表項目とは別になるんですが、先ほどおっしゃった韓国、梨泰院のハロウィーンの事故に関連してお伺いしたいんですけども、市長、先ほどおっしゃったように、今日ハロウィーンの本番で、おそらくミナミにも多くの人が集まると思います。先ほど市民への呼び掛けをされていらっしゃいましたけれども、市としての、例えば警備の強化の対応ですとか、その辺りどのようにされるのかということと、今週に関しては木曜日に御堂筋でイベントも開かれます。そこに対しての、同様の事故が起こらないような対応などというのは現在考えていらっしゃいますでしょうか。 松井:これはもう雑踏警備を強化していくということが重要だと思っています。ハロウィーンの対応につきましては、大阪市消防局のほうでは180名の隊員を投入して、ハロウィーンにおいて大きな混乱にならないようにやります。それから建設局と、これは大阪府警と連携をしながら道頓堀川の遊歩道の通行止め、それから飛び込み防止のための幕、こういうものを設置したいと、こう思ってます。警備のほうは、これは大阪府警のほうで、200名体制で警備をいただくということとなっております。 毎日放送:市長、3日の御堂筋のイベントに関連しては何か、今回の事故を受けて、強化するとか、そういったことは。 松井:これは雑踏警備を強化する方向で、今、担当部局にちょっと協議をさせてます。これ、3日の御堂筋のパレード等々についても、これまでも事故の起こらないような対策をしてきましたけども、今回の韓国での、ああいう事故も起きた、そういうのも、その事故の起こらないように、それもちょっと、そういう事故があったわけだから、そういうことにならないようにちょっと強化をしていきたいと思ってます。 毎日放送:ありがとうございます。 司会:次の質問をお受けします。産経新聞さん。