大人はみんな、毛穴ケアを間違っている!3つのNGとは【美の巨匠・齋藤薫さん連載】|STORY
でも毛穴はやっぱり、大人肌のランクを決めるバロメーター。だから消す!
私は、エイジングケア系の化粧品の効果を見極める時、拡大鏡で毛穴の状態を見て判断、というのが習慣になっている。ハリ弾力が出れば毛穴は消える。毛穴はやっぱり肌のランクを決める重要なバロメーター。とりわけ大人肌にとって、毛穴の大きさは見た目の肌状態に直接関わってくる。だからやっぱり毛穴は消すべきなのだ。 じゃあどう消すか? 実は今、大人毛穴に特化したスキンケアがどんどん増えている。大人肌だけの毛穴悩みに丁寧に対応する全く新しいジャンルと考えて良い。そこからきちんと商品を選ぶこと。 とても単純に、大人毛穴ケアは、取るよりも与える。洗うよりも潤す。ピンポイントな毛穴ケアより、もっと複合的なアプローチを。極端な話、トータルなエイジングケアそのものが大人毛穴ケアの絶対的な鍵になると言うこと。リフトケア=大人毛穴ケアと言っても良いほど。だからこそ毛穴自体にとらわれすぎず、肌を持ち上げ、引き締めることを優先してほしいのだ。 また、ベースメークも毛穴を上手に隠す方向へとどんどん進化している。ただファンデーションで無理に隠そうとせず、下地できちんと丁寧に毛穴をぼかしてから、仕上げにふわっとおしろいをかける。そんな、丁寧なベースメイクがやっぱり決め手になってくることを、覚えておいて。
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齋藤薫さん 美容ジャーナリスト/エッセイスト女性誌編集者を経て、現在は女性ファッション誌やネット媒体など多数の連載エッセイを担当。そのほか美容記事の企画、化粧品開発アドバイザーを務めるなど幅広く活躍中。 写真/光文社写真室 イラスト/MAKOTO 取材/沢亜希子