赤ちゃんの名づけ最新トレンド。戸籍法の改正で名づけに変化が起こる?!
戸籍法の改正でオリジナリティー減?
中西 戸籍法が一部改正されて、令和7年春ごろから戸籍の氏名に読み仮名も記載されることになりました。 松崎 今までは自由とされた名前の読み方に、一定の基準も設けられることになりましたね。出生届を提出しても、読み方を理由に受理してもらえない…ということも、極端な場合はあり得ちゃうんでしょうか。 中西 あて字でも「翔」を「と」と読むとか、「央」を「お」と読むとかは、もはや「“新”名のり※」とでも呼びたくなるほど、かなり一般的になっている気がします。 栗原 詳しいことはこれからの動きを注視することになりますが、漢和辞典で本来の読みや名のり※を確認する人や、あて字に不安を覚える人は増えそうですね。ある程度、オリジナリティーにブレーキがかかることになるんじゃないでしょうか。 中西 法務省でも、はっきりとした方針はこれから示す方針のようです。いずれにせよ、読みやすくて思いのこもった、赤ちゃんがしあわせになれる名前をつけられるといいですね。 ※名のり:漢字の読み方で、名前としてのみ使える読み方のこと 文・構成/たまひよONLINE編集部 イラスト/鈴木七代
今回話し合ったのはこの3人
栗原里央子先生 PROFILE:豊富な占いの知識を基に、たまひよの名づけに関する企画すべてを監修している。 たまひよ広報 松崎 PROFILE:たまひよの広報を担当して長年名づけランキングにも携わり、トレンドに敏感に。 たまごクラブ元編集長 中西 PROFILE:たまごクラブ編集部歴28年。名づけの変化を見続けてきた長屋のご隠居的存在。 ●記事の内容は2023年3月の情報で、現在と異なる場合があります。
たまひよ ONLINE編集部