【トレーニング】フィジークに初心者が挑戦!大会に向けた「やることリスト」
【トレーニング】フィジークに初心者が挑戦!大会に向けた「やることリスト」
健康への取り組みとして都内のパーソナルジム「T-Fitness」とコラボ企画を始め、今回は「本物のマッチョを目指したい 」という須貝さん(28歳)の第2回記事として、大会に向けたやることリストや実際のトレーニング、管理栄養士による食事指導などを取材させていただきました。
chapter01 初のフィジーク大会出場までにやるべき9か条
まずは9月の大会までにやるべきことを、トレーナーの笹森さんにリストアップしてもらいました。 【やることリスト】 ~いますぐに始めること~ ①トレーニング 自己流ではなくトレーナーとともに行う ②ノートでの記録 トレーニング内容やその日の感覚・体調・反省点など ③食事管理 ④睡眠の質を上げる ⑤メンタル管理 トレーニングはもちろんのこと、食事や睡眠、メンタル管理も自己流ではなくプロの専門家とともに進めることが効果的です。また食事管理については食事管理アプリでカロリーなどを数値化して管理するのがおすすめです。 ~大会が近くなってきたら追加すること~ ⑥ポージング練習 ⑦日焼け ⑧毛を剃る ⑨サーフパンツを買う 編集部: 大会ではどのような点が評価されるのですか? 笹森さん: 上半身が綺麗な三角形を描いているかが見られます。筋肉を大きくするだけでは評価されないため、絞ることも考えていく必要があります。とくに肩の丸みは大事なので広背筋と三角筋の2つは基本中の基本として押さえておいてください。さらに、最近のトレンドとしては腹筋も重要項目となっています。腹筋を正しく鍛えていないとポージングで腕をあげた時に肋骨が開き、腹筋が抜けやすくなるなど、ごまかしが効かないからです。あとはもちろん大胸筋ですね。主に評価されるのはこの辺りです。 編集部: トレーニングのポイントを教えてください。 笹森さん: 「追い込む」それが全てです(笑)。トレーニング中、対象としている筋肉をいかにオールアウトできるかが大事です。本人が思っている限界と実際の限界とは違うことが多いので、それを客観的に評価するのがトレーナーの役割だと思っています。 編集部: 須貝さん、いかがですか? 須貝さん: トレーニングは好きで長いことやっていますが「絞る」という観点で考えたことはないので、とくにその辺りを笹森さんに教わりながら進めていこうと思います。 編集部: ご自身の長所や弱点についてどのように考えていますか? 須貝さん: トレーニングの爆発的な強さややる気はありますが、継続できるかが心配です。トレーニングは続けられると思いますが、例えば思うように絞れなかった時に焦ってしまわないか、焦った時にすぐにやり方を変えられるかどうか、不安があります。 笹森さん: おっしゃる通りですね。トレーニングが好きで、大会に向けての新しい知識の吸収や取り組みに対する意識が高いのは須貝さんの強みです。普段の趣味レベルのトレーニングとは異なってくるため、この辺りはメンタル的にもかなり安定して取り組んでいけそうだと思います。一方で、現状ではコンテスト出場レベルよりもかなり体重や体脂肪が多く大幅な減量が必要なので少し心配です。相当な努力や我慢が必要になりますが、ダイエット後半になっても気持ちが維持できるかはポイントだと思います。