約250万円! ホンダ 新型「コンパクト”ミニバン”」発表! 8年ぶり全面刷新の「フリード」どんなクルマ?
外装同様に、新型フリードの内装もシンプルで使いやすさを感じさせるデザインを追求しました。 水平基調のベルトラインやリアクオーターウインドウの拡大、さらにシート背面造形の工夫などにより、3列全席で快適な視界を確保。ボディ剛性の見直しなどによる乗り心地の向上と相まって、乗員全員が快適なドライブを楽しめる配慮がされています。 インパネまわりは、ドライバーや乗員にとって視覚的なノイズが少ないシンプルな造形で、フードレスの7インチTFT液晶メーターにしたほか、Aピラー(前窓を支える柱)の形状やドアミラー位置も変更され、車両感覚のつかみやすさを高めています。 エアーでは柔らかなファブリックを配し安らぎを表現。ブラックのほか、グレージュの明るい内装色も設定し、リビングのような雰囲気としています。 いっぽうクロスターは、アウトドア用品やファッションを思わせるブラックとカーキのコーディネートとしました。 また各タイプのシート素材や、エアーのインパネのファブリックには撥水性・撥油性をもたせた加工を施し、汚れに強く掃除しやすい仕立てとしています。
3列シート仕様を中心に2列・5人乗り仕様をクロスターに設定
シートレイアウトは、2列目に左右独立式のキャプテンシートを備え、前後でウォークスルー可能な2+2+2の6人乗り仕様を基本に、2列目を6:4分割式の3人掛けとした7人乗りを設定するほか、クロスターには2+3の2列・5人乗り仕様も設定します。 パッケージングの見直しを図り、2列目席のひざまわりを30mm拡大。3列目席は先代同様の左右跳ね上げ式ですが、座り心地を維持しながら薄型化と軽量化を図り、跳ね上げ位置も下げたことで荷室の使い勝手も大幅に高めました。 なお3列シート車のエアーEXとクロスターには、後席用のリアクーラーも装備します。 いっぽうクロスターの2列・5人乗り仕様は、後席にダブルフォールダウン機構を備えるほか、荷室を専用設計し低床フロア化。大型2段収納が可能なフロアボードを装備するなど、こちらも荷室の空間効率をさらに高めています。