現役ドラフト 西武はロッテ・平沢大河を獲得「心機一転、頑張る」 広池本部長「環境が変われば花開く可能性」
プロ野球・現役ドラフト(9日、非公開)西武は現役ドラフトでロッテから平沢大河内野手(26)を獲得した。走攻守の3拍子そろった内野手は「心機一転、頑張りたい。結果を出して頑張ることで今まで支えてくださった皆さまに恩返しがしたい」と意気込みを述べた。 仙台育英高から2016年にドラフト1位でロッテに入団。18年には自己最多の112試合に出場したが、近年は出場機会が減り、今季は1軍での出場がなかった。 今季極度の得点力不足に悩んだ西武はチーム打率・212で、パ・リーグのシーズン最低打率記録を更新するなど、オフは打者の補強が最優先事項となっていた。広池球団本部長は「素晴らしい素材の選手。ロッテでは1軍に定着できなかったが、環境が変われば一気に花開く可能性を秘めている」と期待した。(石井孝尚)